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2006年2月17日 (金)

がんに効く健康食品の検証に着手

2月17日:がん患者の半分が利用していると言われる健康食品にがんを抑える力が本当にあるのかどうかを調べる臨床試験に、厚生労働省の研究班が春から取り組む。健康食品やサプリメントの「抗がん力」を人間で検証する試みは、これまでほとんど無かった。

 ごく早期ですぐに治療を始める必要がない前立腺がんの患者に協力を求めて実施する。がん患者が良く利用するキノコ類の健康食品をとってもらい、その前後でがんの進行度の指標となる前立腺特異抗原(PSA)の値がどう変わるか、肝機能異常といった副作用がおきないかを調べる。PSA値が大きく上がれば、通常の治療を始める。

 健康食品をめぐっては、一部で肝障害という被害との関係が指摘されている。

 リーダーになる住吉さんは、「健康食品が効くという科学的根拠はまだないが、効かないという根拠も無いのが実情だ。今後は別のがんでも検証できるようにしたい。

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