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2006年2月11日 (土)

中国の乳児売買

 中国雲南省のロンミエ村。人口340人の漢族の村。一人っ子政策のために、第二子には平均年収の3~6倍の罰金があって、それが赤ちゃん売買の原因の一つになっていた。この村でも、第二子を育てることができない貧困のために、里子に出したいという親が多く、93年から96年の間に、少なくとも104人が売られていった。200元で買われて、5,6回転売されて、最終的に里親に渡るときには、2万元にもなったという。

 中国の一人当たりの平均年収は、04年で、全国1位の上海が1万7千元、福建省の都市部が1万1千元、農村部が4千元に対し、雲南省の農村部は700元。

 00年12月に人身売買撲滅運動が始まった。国際NGOも活動を開始し、地元政府に働きかけた。NGOは、売買経験者を説得し、法律や倫理観を村民に教える講座を開催した。

 根本原因はやはり貧困。地元政府は牛を買うための無利子融資や収量の高い米、果物の栽培技術の講習を始めた。水道や電気も整備され、一人当たりの年収は、00年の280元から700元に増加した。

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