パリ、車追放大作戦
シャンゼリゼの路上駐車が風物詩であるパリで、自動車追放作戦が進行中。車線を減らし、一方通行を増やして、運転手をうんざりさせるという作戦。しかし、「渋滞が増えた」「店の売上げが減った」と苦情が噴出。とかく指図されることが嫌いな国民性だけに、すんなりとハンドルを手放してはくれない。
実施されたこと。
(1)車線を減らして、バスや自転車を優先
(2)貸し自転車を用意
(3)三輪自転車による宅配
(4)一方通行を増やす
(5)トラムの導入
今後実施を検討中
(6)セーヌ川に通勤船を運航
(7)パリの制限時速30km
(8)四輪駆動車の乗り入れ制限
(9)地下鉄の終夜運転
(10)無料駐車スペースの廃止
パリ大学の研究結果によれば、「01年以来、市内での車の平均速度は12%低下、汚染物質の排出は54%増加。渋滞による損失時間は述べ6200万時間」
そのかわり、公共交通利用が7%増えた。
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