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2006年4月 5日 (水)

ベトナム政府幹部疑惑

 サッカー賭博に10億円を使い、また、高級外車を200台購入し政府高官や警察官に提供していたとして、運輸省道路・橋梁部の部長ら数人が捜査の対象となっている。

 同部は、日本のODAなどを利用して全国で15の巨大事業を管轄しており、事業費の合計は2000億円を超す。

C先生:ベトナムの政府幹部の不正利用、タクシン一族の2200億円は収賄ではないのかもしれないが、いずれも汚職としては金額が非常に大きいのが特徴。日本だと、田中元首相のロッキード社からの収賄額が5億円。その後、様々なものがあるが、最近の傾向としては、金額よりも天下り先確保といった動機の汚職が多い。
 アフリカだと、ナイジェリアの前大統領アバチャの隠し預金500億円がスイスで発見されたといったニュースがあって、これまた桁が違う。
 ちなみに、国際NPOであるTransparency International なる団体が毎年発表しているCorruption Perceptions Index(腐敗認識指数とでも訳すのか)を見ると面白い。
http://www.transparency.org/policy_and_research/surveys_indices/cpi/2005
 日本は7.3点で、アメリカの7.6点よりも落ちる。世界で21位グループ。
 ちなみにトップは、アイスランドの9.7点。続いて、フィンランド、ニュージーランド、デンマーク、シンガポールと続く。
 低い方だと、最下位はバングラデシュとチャドの1.7点。
 先進国だと、ロシアの2.4点が圧倒的に低い。
 ちなみに、タイは3.8点、ベトナムは2.6点。そして、中国は3.2点。

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