日本のODA、100億ドル超え
日本政府による05年の途上国援助の額は、前年より47%増しの131億ドル(約1兆5千億円)になり、5年ぶりに100億円を超えた。イラク向けの円借款の債務削減などを進めた結果、急増した。日本の援助額の規模は、米国に次ぐ第2位。
増加した41億8千万ドルのうち、32億2千万ドルは、イラク向けの円借款の債務削減。このほか、インドネシア向けの円借款が増加した。
06年には、イラク向けの債務削減を続け、ナイジェリアへの債務も削減するため、引き続き高水準になる見通し。
日本政府は、昨年のサミットで、05~09年の5年間に04年実績(89億2千万ドル)比で計100億ドルの増額方針を発表し、国際公約になっている。
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コメント
なぜ民主主義でない上に、日本に対して内政干渉する中国のODAが増えるのが不思議です
投稿: k | 2006年4月11日 (火) 21時50分
環境関連のODAもあるし、中国に対する発言権を維持するためにもある程度のODAは仕方がないのでは
投稿: shin1ro | 2006年4月12日 (水) 12時20分