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2006年4月 5日 (水)

余剰乳 海外緊急援助用に

 乳製品の消費は、少子化の進行と飲料の多様化で近年減っている。加工品の脱脂粉乳とバターの3月末の在庫は、計11万トンと適正とされる在庫の倍近くもある。

 北海道では、夏の猛暑で牧草の収穫が上がったため、生乳の出荷も秋から急増した。ホクレンでは、乳業メーカーの加工場で処理しきれなかった生乳を廃棄した。

 そのため余剰分を緊急援助用にしようとしているが、これは、WTOの多角的貿易交渉での日本の立場が悪くする可能性がある。それは、「農産物市場をゆがめる食料援助は原則として認めるべきでない」というこれまでの主張を自ら覆すことになるから。

 農産物の関税率が高く、農業保護一辺倒の日本は農産物輸出国から非難されており、常時、守勢に立たされている。日本の唯一の攻撃材料が、「輸出補助金の撤廃要求」だった。欧米などの輸出国は、輸出補助金を多用しているからである。

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