5月12日: 南極・グリーンランドの氷減少
従来、南極については、温暖化によって却って降水量(実際には降雪量)が増えて、氷床が増えると考えられてきた。しかし、コロラド大学の研究では、年平均で氷床が150万キロ減少していると発表。これは、海面が年間0.4ミリ上昇することに対応している。
グリーンランドは、氷床の融解が加速しているとの報告が相次いでいる。
IPCCの第三次報告書では、グリーンランドでの気温が5.5度高い状態が1000年続くと、氷が溶けて、約3メートルの海面上昇をもたらすと推定した。
米アリゾナ大や米国立大気研究センターなどが、3月、後3度の上昇で13万年前のような氷床が後退した状態になり、海面が数メートル上がるという可能性を示した。
C先生:海面上昇は、温暖化の程度にもよるが2100年までに30センチ程度、その後、300年ぐらいは継続する、というのが常識的な答えだと思われてきた。果たして新知識は、そのような常識を覆すのか。
しかし、温暖化を1000年間も続けるだけの化石燃料は存在しない。
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