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2006年5月26日 (金)

5月26日: 異常たんぱく質と自食作用

 ヒトの体内では、たくさんのたんぱく質が作られていて、その量は、食事でとるよりも多い。不要になったたんぱく質を分解し、それから新たに作り出すリサイクルシステムがあるからだ。

 自食作用は、そこに作用する仕組みの一つ。10数個の遺伝子が関係する。

 もしもこの自食作用が働かないと、マウスは生後1日で死亡。神経系にごみのようなものが溜まっていた。

 神経系で自食作用が起きないようにすると、4週間でよたよたになる。

 従来、自食作用は、「飢餓」状態になると活発化することが知られている。今回、それが日常的にも働いていることが分かった。

C先生:マウスでは、カロリーをコントロールすると寿命が延びる。ヒトも飢餓にならないと、脳の機能が早めに駄目になるのか。ありそうな話だ。

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