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2006年7月18日 (火)

7月18日: 国内森林CO2年間9500万トン吸収

 林野庁の定点観測から算定。二酸化炭素を国内の森林などが吸収する量は、年間9500万トンに上ることが18日判明した。
 京都議定書が定めた1990年の温暖化ガス排出量の7.5%にあたる。
 日本は、削減量のうち3.9%を吸収分でまかなう予定だが、整備された森林分しか削減量として認められない。どれだけ算入できるかは、今後の取り組み次第。
 林野庁は、今のままでは、目標の3.9%を下回る2.6%程度しか確保できないとする。政府は、制度の高い数値が出たのを受け、目標達成に向けた新たな方策を検討する。
 また、04年度の国内温暖化ガス排出量は、これまで、基準年比+8%の増とされていたが、再計算の結果、7.4%に修正された。

C先生:森林吸収という量そのものが極めて政治的な値であって、誰が京都議定書対応量の検証をするのだろう。うかつにも知らない。山林の整備が必要なのは、温暖化対策を別して良く分かるが、林野庁がこれをネタに無駄な経費を使わなければ良いが。

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コメント

いつも興味深く拝見しております。

 森林保全をいかに続けていくかは大変重要なことだと思います。話はちょっとさかのぼりますが、割り箸を国内でまかなっていた頃は、原材料は主に間伐材であり、そこから割り箸を作ることは林業で生計を立てている人たちの小遣いになり、それが結果的に森を育てるのだという主張がありました。

「地球環境・読本(別冊宝島 101),JICC出版局(1989)
(この本が手元にすぐ出てこないので著者を示せないで済みません)

 日本の文化にはもともと、このような廃物利用のバラダイムがあったのに、割り箸文化のない中国に生産を委託したりして環境破壊の一因となってしまいました。

 中国語には「もったいない」に対応する言葉があるのでしょうか。

投稿: やながわ | 2006年7月23日 (日) 08時33分

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