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2006年10月24日 (火)

神栖のヒ素被害での国の態度

 昨晩、ニュースを見ていて、違和感を感じた。神栖のヒ素の公害等調整委員会の話。聞いていた印象なので、不正確な部分があるかもしれない。

 事実関係は、国は、「毒ガスの原料である物質は、国が払い下げをしたものである可能性が高いので責任は無い」と主張している。それに対し、委員長は、判例などのと関連で、見直しをすべきだとの意見を述べた。

 住民代表が出てきて述べたことが、「国が責任を認めて、被害を受けた子どもの前で謝って欲しい」。

 この事件、すでによく知られていることだと思うが、砂利の採掘の穴に誰かがコンクリートで固めた有機ヒ素を不法投棄したことが(あるいは投棄してから上にコンクリートをうった?ことが)原因。しかも、同時にでてきた空き缶の製造年月日から、1993年以降の不法投棄。

 最初は日本軍が投棄した毒ガス弾が原因だろう、ということで、環境省が大枚を投じて原因追求をすると同時に、被害者の早期救済を行った。しかし、1993年以降ということになれば、その砂利採掘場で操業していた事業者やそれを監督していた茨城県に責任があるはず。

 この事件、なぜ本当に責任のある人たちが追求されることなく、なんでも国の責任という大合唱が行われるのだろうか。

 住民がそれをテレビで述べ、放送される。その裏に一体何があるのか。

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コメント

何でも日本国家が悪くて、国家に責任を押し付けて、お金を引き出そうとする組織が蔓延しています。河野衆議院議長が、満洲の遺棄化学兵器の処理に、約1兆円を中国に支払うような約束を勝手にしたぐらいの国家ですから、足元を見たのでしょう。遺棄化学兵器は、日本敗戦時、蒋介石政府とソ連に、引き渡しています。また、現在地中から見付かった遺棄化学兵器は日本製以外のものが多数含まれています。しかし、これらの費用も中国は日本に要求し、且つ日本衆議院議長が支払う事を約束しているのですから。

投稿: 龍 | 2006年10月29日 (日) 05時59分

韓国で、政府やアメリカに批判的な市民団体、政党の多くに北朝鮮に取り込まれたスパイがいることが発覚して問題になって居ますね。当然、日本も北朝鮮の標的となって居るのです(本来、拉致問題はスパイの副産物)。
冷戦時代は東側から西側へなされていたことが、今となっては明らかです。北朝鮮・中国は当然として、それ以外の国からも同じような働きかけが日本の各種団体・個人になされているのでしょうね。

投稿: twin | 2006年11月17日 (金) 13時37分

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