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2006年11月14日 (火)

11月14日: 養殖魚は自然に戻れず?

 何世代も人の手で育てられた魚は、自然のなかで子どもをうまく残せなくなる。米国オレゴン州立大学の荒木仁志氏らの研究チームが解析。

 5年間かけて1万5千匹の親子関係をDNA鑑定した結果。

 1960年代から約10世代にわたって繰り返し養魚場で育てられた魚の子どもは、天然の6~30%程度しか戻ってきていないことが明らかになった。養魚場で1代だけ育てられた魚と天然の魚とでは目立った差は無かった。

 荒木氏「自然淘汰を受けないまま世代を重ねることで、自然界での繁殖力を失ってしまったのでは」。

C先生:この研究はすごい。まさに、力技である。また、その意味するところも極めて示唆的。日本人は、1940年ごろまでは、かなりの自然淘汰を経験している(乳児の死亡率が0.1以上)が、ほとんど自然淘汰が無くなったのが1970年ごろから。ヒトがすでに人工物になって35年。この先どうなるのやら。

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