« 11月5日: 中国、アフリカ援助倍増 | トップページ | 11月7日: 世銀融資と汚職の関係 »

2006年11月 5日 (日)

リスク第二弾 HP更新

 今回、想定外のリスクは無いのか、を中心に議論してみました。前回提示した死亡数によるリスク表現の表に、飲料水中のヒ素、いわゆる電磁波(正確には超低周波磁場)の死亡数の推定値を掲載しました。

 http://www.yasuienv.net/

 本ブログに宿題としていただいた「チェルノブイリの推定値」は、かなり記述が長くなるので、次回にまとめたいと思います。

|

« 11月5日: 中国、アフリカ援助倍増 | トップページ | 11月7日: 世銀融資と汚職の関係 »

コメント

想定外のリスクについて、

>A君:蚊が媒介する伝染病なども、日本の場合だと、余り問題にはならないでしょう。駆除すれば良いので。大体、蚊に刺されるのが希な国ですから。

一歩外へ出れば、ヤブ蚊の大群というのは田舎だけではありません。 緑地があって、水たまりが有れば都市部でも生息します。 蚊を全滅させるのにどれくらいの費用がかかるやら・・・
薬剤による環境への影響も無視できませんね? 屋内を電子蚊取りで防御するのが精一杯でしょう。 蚊が媒介する伝染病は日本脳炎のように予防接種で回避できるように対策を進めるべきでしょう。

>A君:日本を支えるという気概のない若者の存在。単純ミスを簡単にしてしまう人間の増大。人間的要素は大きいのではないかと思います。教育でしょうかね。やはり。

>日本産業が競争力を失えば、食料の国内価格が高くなり、多くの人々が農業を始めるようになって、自給率は上がる。

新聞を見ると、農作物泥棒の発生が増えています。特に高級品が狙われています。 身近にも、家庭菜園から盗まれた話を聞きます。
国が衰退すれば「ありがとう」とも言わない、金も払わない、耕作地を持たない強奪者が増えるだけでしょう。

半ば想定に含まれてはいますが、人のモラルの低下、人の資質の低下がもっとも大きなリスクのように思えます。

投稿: 環蛙” | 2006年11月 7日 (火) 11時11分

>一歩外へ出れば、ヤブ蚊の大群というのは田舎だけではありません。 緑地があって、水たまりが有れば都市部でも生息します。

同感です。
都内のマンション暮らしで、外に出るのは通勤や買い物程度ってライフスタイルなら蚊に刺されることはめったに無いでしょう。
でも、郊外暮らしで近所の公園で遊ぶ子供なんかは、ひどいときだと足が水疱瘡にでもなったかのように蚊に刺されています。

都市部であっても、ベランダの植木の下皿とか、ちょっとした水溜りがあれば、(条件の良い?季節なら)数日でボウフラが湧いてきますよ。

ヒートアイランドの防止などの観点からも、都市部でもある程度の緑化を推進することが望まれていますので、もし熱帯性の蚊が繁殖するようになれば熱帯病の流行も十分危惧されると思います。
日本人にはDDTの大量散布はかなり抵抗があるでしょうしね…

とはいえ、(現在の)熱帯地域の国々と違って、一応救急医療も発達していますので、致死リスクとしてそれほど高くないだろうとは思います。

投稿: b-51 | 2006年11月 7日 (火) 11時48分

マスコミへの不満はあちこちで聞かれる。
批判をしない人はいないぐらいだ。
マスコミがダメなのがわかったならば
そろそろマスコミがダメだから
といった言い訳でも済まなくなってる気がします。
もうマスコミに頼ってもダメだとじゅうぶんわかっただろうから。

投稿: AXZ | 2006年11月 7日 (火) 19時36分

自然災害に地球外天体は入っているのでしょうか。
リスクは航空機事故並みと噂で聞いたことがあります。
特に巨大隕石の場合、一発で人類が絶滅してしまう可能性もあるわけで、
ハザードがあまりにも巨大な場合には、「種のリスク」のような尺度で
違う扱いをする必要があるのではないでしょうか。
どういう評価をするかちょっとアイデアがわきませんが。

そんな天体が来たとして対策があるのかどうかわかりませんが、
早めにわかっていれば、各国の核を全部ぶつければ軌道も
変えられるのではないでしょうか(星新一に似たような話が…)。
打ち上げに失敗した時が悲惨ですけど。

投稿: ととちお | 2006年11月 7日 (火) 23時49分

> そんな天体が来たとして対策があるのかどうかわかりませんが、
早めにわかっていれば、各国の核を全部ぶつければ軌道も
変えられるのではないでしょうか(星新一に似たような話が…)。

 人工衛星どうしの衝突の予測も含め、小天体監視のプロジェクトはもっぱらアメリカですが、走っています。

 地球に近づく小天体爆破を爆破する話でよく知られているのは、最近話題になった「ディープインパクト」ですよ。競馬馬ではなくて、ロバート・デュパル他出演の01年公開のアメリカ映画。馬もそうですが、05年に打ち上げられたテンペル第一彗星の探査機もこの映画にちなんで名付けられました。DVDもあり。

 ほかに、小天体落下による終末ものの映画は「アルマゲドン」とか、「アステロイド」とかあります。70年代の「メテオ」あたりに端を発するのでしょうが、世紀末を越えたいま、もう陳腐か。

 ちょっと脱線、すみません。

投稿: やながわ | 2006年11月 8日 (水) 08時17分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: リスク第二弾 HP更新:

« 11月5日: 中国、アフリカ援助倍増 | トップページ | 11月7日: 世銀融資と汚職の関係 »