11月26日: 水素の車への利用、HPを更新。
本HPで、水素燃料が車用に使われることは無い、とこれまでも主張してきたが、日本最大の水素燃料電池の研究機構であるJHFC報告書が9月にWeb上に出ていることを知った。2006年3月に発表会があって、その内容の詳細バージョンである。
どうやら、この報告書でも、非常に慎重な言い回しながら、可能性が無いとの結論に至ったようだ。再生可能エネルギーを利用する場合の可能性も含めて、どうやら駄目のようだ。
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コメント
日産も三菱も純電気自動車を出すと言っているのはいいんですが、今回の報告書のところは、廃車処理にまでは至って居ない。蓄電池処理orリサイクルまで含めては居ないように見受けられます。そうなると、ハイブリットディーゼルになってしまうのでしょうか?スタックは有用金属も多くリサイクルしがいがある?
投稿: pongchang | 2006年11月26日 (日) 22時01分
実にタイムリーにこんなニュースが。
「海上で風力発電、九大など8大学が研究会」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061127STXKA042526112006.html
「送電線は使わず、得られた電力で海水を電気分解して水素をつくり、その水素を船で陸に輸送して水素発電や燃料電池に使う」そうです。
投稿: haralda | 2006年11月27日 (月) 15時56分
HPの記事でも少し触れられていましたが石炭火力の環境対策としては将来的にはCO2回収貯留が見込みがありそうですね。
石炭火力の発電比率は現状、国内でもかなり高いはずなので早急な対策が必要と考えます。
石炭関係の環境対策の動きは現在はどうなっているでしょうか?
投稿: shin1ro | 2006年11月28日 (火) 12時43分
>車用としては水素エネルギーに可能性が無いということが、すべての日本人にとっても、また、BMWにとっても常識になる時が早く来ることを望みたい
NHKは水素燃料車の“代理広報”をあれだけやっておきながら、
「なぜ水素燃料電池の導入ははかばかしくないのか」といった、その後の検証報道がまるでないですね。
「未来の技術」を謳うだけなら、民放でも新聞でもやっていることなのだから、NHKさんは公共放送の立場をわきまえた骨のある報道をしてもらいたいものですね。
NHK関係者の方、よろしく頼みますよ。
投稿: 原口 | 2006年12月 2日 (土) 11時55分