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2006年12月29日 (金)

12月29日: イノベーション

 安倍内閣の一つの売り物が「イノベーション」である。現在、黒川清・前学術会議会長が内閣特別顧問に就任している。

 この記事は、元東京大学生産技術研究所教授、元日本テキサスインスツルメント社長の生駒俊明先生の「私の視点」。

 イノベーションとは「科学技術の知識を使って、新しい社会経済的な価値を創造する」ことがその中核、と定義している。

 イノベーション政策のために、3つのポイントを訴えたい。

(1)源泉になる科学技術の知識を豊富に創造して、活用できるようにすること。それには、異なる分野を融合させること。融合分野に重点的に配分すべき。

(2)イノベーションの仕上げは、新しい市場を立ち上げること。ここには、政府は原則として介入せず、市場メカニズムを使うこと。

(3)研究者と企業家をつなぐ「場」の設定が重要。政策を駆使して、異分野の人材をネットワークでつないだり、様々なファンドを連携させたりして、連携を強化。

20世紀が物理学と工学がイノベーションを生み出したとするなら、21世紀は、生命科学と工学の融合。

臨床研究に対する公的資金の投入を増やすべき。

加えて、21世紀には、情報技術によって「第三次情報革命」が起こるだろう。中身は明確ではないが。

いずれにしても、高度な能力を持つ人材の育成が必要不可欠である。

C先生:それに加えて、地球の限界が新たなるイノベーションを必要としている。総合的エネルギー戦略の構成要素となり得るような科学技術。さらに、金属元素枯渇対応戦略についても同様である。
 そして、最後に必要なのは、脳科学の発展による「心」のさらなる理解だろう。ヒトは、超長期を見通して自らの行動を変えることが苦手のようだからである。

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