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2007年2月12日 (月)

2月12日: HP「バックキャスティング」をアップしました

 日本社会で、人々の考え方を根本的に変える方法、それがバックキャスティングであろう。そんな思いがあります。

http://www.yasuienv.net/

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コメント

「2050年までにCO2排出70%削減が可能」 脱温暖化2050プロジェクト研究成果 が報道されました。 これから読みます。

http://www.nies.go.jp/whatsnew/2007/20070215/20070215.html

投稿: 環蛙” | 2007年2月16日 (金) 10時58分

製造業ならコスト管理手法として普通にやっていると思いますが…
大げさにもったいぶって出すから何かと思えば…まぁ風呂敷はでかいけど。

投稿: 嘘つきさん | 2007年2月18日 (日) 21時34分

確かに企業の管理職には基本中の基本なのですが、
それ以外は官も民も、信じられないくらい、この概念が希薄です。
環境で積極的な政策の出る国々との違いはその辺かなと思っています。

しかし、目標が決まったときの実現力もまた、この国は信じられないレベルです。バックキャスティングしてもなかなか思い通りに行かない国とは、まあどっちもどっちでしょうか。

投稿: ととちお | 2007年2月20日 (火) 00時04分

はじめまして。いつも拝見して勉強させて頂いてます。

勉強不足で分からない点があるのですが、LED照明が駄目だというのは具体的にはどういった問題からでしょうか?
(費用・明るさ・インフラ・蛍光灯の代替として等)

 私としては、LEDは「長寿命(白熱灯の約1500時間、蛍光灯の約6000時間に対して、4~10万時間)、省エネ(消費電力が白熱電球の10~20%、蛍光灯の50%)、コンパクト(省資源)、水銀レス」などのメリットがあるという認識です。
 さらに、発光に伴い熱をほとんど発生しないため植物に負担を掛けない照明としてガーデンライトにも用いられていて、実際に昨年のクリスマスでは多数のLED照明が見受けられ心嬉しく思っていました。
 また、「全国の信号機約190万灯全てをLED式に交換した場合、年間7億9500万kWh省エネとなり、CO2排出量を年間28.4万トン削減することができることになる。これは、植林7500万本分や原子力発電所2箇所分に相当する。また、寿命が長いため、整備や廃棄物処理などのライフサイクルコストが大幅に削減できる点でも優れている。」ということを伺った事があります。

 どなたかLED照明の現状に詳しい方がおられましたら、ご教授いただけます様よろしくお願いします。

投稿: 明日 | 2007年2月22日 (木) 22時47分

 後、電気自動車についてですが、環境面では優れていても安全面ではまだまだ不十分な気がします。以前に、電気自動車が真後ろに駐車しても人が降りてきて初めて存在に気づいた経験があります。静かさを売りにしていても、これじゃ通学路とか抜け道は怖くて運転できないという印象を持ちました。(簡単に改善できるとは思いますが・・・) 

 個人的には、オランダ等みたいに歩道と車道の間にしっかりとした自転車道を設けたら脱自動車化が進むと思います。オランダではさらにトラムという路面電車が縦横無尽に走り回っていて圧巻でした。時間に厳格な日本人には、バスよりも路面電車の方がなじむのではないでしょうか。
 最近、地方でコンパクトシティの取り組みが盛んですが、「歩道・自転車道・路面電車をメインにして、車道は最低限必要な箇所に2車線のみ残す」という形をゴールとしての、バックキャスティングによる街づくりを実施できればおもしろいと思います。

投稿: 明日 | 2007年2月22日 (木) 23時18分

>LED照明が駄目だというのは具体的にはどういった問題からでしょうか?

C先生の意図はわかりませんが、(一般的な)照明として考えた場合は蛍光灯よりも効率が低いためだと思います。
電球型LEDとかも売っていますので、電球型蛍光灯と比較してみるとすぐわかります。

まあ、そのうち技術が進歩すれば蛍光灯等の放電管系を超える可能性はありますけど、現状では高輝度LEDの消費電力は電球以上、蛍光灯未満です。
#ちなみに色さえ気にしないなら蛍光灯よりも水銀灯なんかの方が高効率です

>信号機
信号機や車のテールランプなど、ON/OFFの激しいものには放電管系は向きません。
そうなると電球系かLEDになるわけです。
当然電球よりはLEDの方が現状でも効率は上ですので、こういった用途はLEDで代替するのが(現時点では)理想でしょうね。
#LEDテールランプなんかは個人的に余り好きでは無いですが

>イルミネーション
こちらも点滅させたりすることを考えると信号機と同様です。
常時点灯の場合は、サイズの問題がありますね。
放電管では豆電球みたいな小さいサイズは難しい(ネオン管なら技術的には可能でしょうがコスト的には大分上がるでしょう)ですから。

マスコミの変な刷り込みがあるので、世間一般ではLEDに過度な期待が寄せられていますが、現状はこんなもんです。

投稿: B-51 | 2007年2月23日 (金) 11時51分

B-51様

ありがとうございます。
大変勉強になりました。

徳島県庁がLEDバレイ構想を打ち出したり、庁舎の電球をLED電球にしたりして導入
に積極的ですが、結局は環境対策というよりも地元の有力企業である日亜化学への
支援といった側面の方が強いのですかね。

山形県庁は有機ELに熱心ですけど、自治体が技術評価をして支援していくのは中々難し
いような気がしています。

投稿: 明日 | 2007年2月26日 (月) 00時23分

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