3月23日: レアメタル回収効率化
DOWAや三菱マテリアルなどは、分離が難しかったレアメタル抽出などの技術を開発しつつある。
資源の偏在が問題。白金は資源の7割が南アフリカ。現在の価格は、1990年代の3倍。希土類やタングステン、インジウムなどの大量生産国である中国は、昨年11月からレアメタルの輸出に課税するなど、国家管理を強めている。
物質・材料研究機構の原田幸明ラボ長らの資産では、モリブデン、白金などは、2050年までに埋蔵量(経済的に採掘が成立資源量)をほぼ使い切る。ニッケル、リチウムなどは、同年までに、累積使用量が埋蔵量の2倍になる。
課題は回収コスト。金属価格の高騰を受けて、廃家電などが中国などに流出、レアメタルを取り出すための廃棄物が国内で入手しにくくなっている。
C先生:この問題は、日本にとってなかなか深刻である。日本産業にとって、レアメタルは必需品だからである。
家電リサイクル法を強化して、廃小物家電(デジカメ、デジタルビデオ、デジタルオーディオ、MDプレーヤ、携帯電話など)を輸出禁止にでもしますか???
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