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2007年4月 8日 (日)

4月8日:HPはIPCCのWG2の報告

 温暖化のインパクトを検討してきたWG2の概要が発表になった。何℃上昇したら、どのような被害がどの地域のどのセクターに出るか、というもので、現状では、不確実性が相当に高い報告ではある。
 だからといって、この報告を全面的に否定できるというものでもない。予防原則で対応といってしまえば簡単だが、そのような言い方はしたくない。本当に被害がでるのは、どのような人々なのか、あるいは、どこの生態系なのか、ということを冷静に読めば、それほど大きな誤差は無しに把握できるはずである。
 新聞によって、記述が違うことなどを楽しむこともできそうである。

http://www.yasuienv.net/

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コメント

>A君:政治家の質というものは、日本人全体の質と相似形。それに比較すると、公務員の質は、日本人全体の質よりは、多少上質のように思い>ますがね。

>B君:「それをいっちゃーおしまいよ」。

これはどういう意味ですか??脱線でもいいので解説してください。

投稿: 選民思想?? | 2007年4月12日 (木) 00時10分

私が思うに、日本の政治家の質が低下してきている。
良きも悪きも庶民に近づいている。
国家試験を勝ち抜いた公務員に頭脳で負けているのに、閣僚として指示できるのか? 作らせた政策の良否を判断できるのか? 短命政権で長期的展望を責任もって描けるのか?

だから、「それをいっちゃーおしまいよ」。

投稿: 環蛙” | 2007年4月12日 (木) 08時59分

記憶力を試すような試験を勝ち抜いて、「頭脳」と言っているんですか?発展途上国であるまいし、今時、優秀な人が公務員のような高度な単純作業に集まるわけないでしょ。(優秀の定義も記憶力テストに優秀な人ではなく、おっしゃるとおり長期ビジョンを構想できる人のこと)

公務員上がりの政治家もたくさんいますよ。その人たちは政策の良否を判断できているんですか?そうは見えませんね。

なぜ「それをいっちゃーおしまいよ」なのか解説をお願いします。

投稿: ため息 | 2007年4月13日 (金) 01時23分

そうですか。すごい自信ですね。恐れ入りました。

4/12付朝日新聞朝刊に、国家公務員第1種合格者出身校として、東大がダントツ一位、京大が二位、早大が三位とありましたが・・・・

「それをいっちゃーおしまいよ」は、フーテンの寅さんシリーズをご覧下さい。

投稿: 環蛙” | 2007年4月13日 (金) 13時55分

私は
政治家:選挙によって選ばれる>選挙民の質と相似
公務員:試験等によって選ばれる>ある一定の質は維持している
ということだと解釈しました。

ですので、政治家の質がいまいちなのは、結局は国民の民意が低いということになり、「それをいっちゃ~おしめ~よ」なのかと。

ちなみに、国民全体(未成年を除く)の平均的な質と比較すれば、公務員の平均的な質が多少高いだろうというのは私も同感です。
ですが、いわゆるホワイトカラー層の平均と、公務員全体の平均では公務員が下だと思います。
A君/B君も言っているように、最大の問題点は「功績を挙げるよりも失敗をしないこと」が最大の評価点になっていること、「市場原理による競争が無いこと」が問題でしょう。

親戚にも公務員が居ますし、仕事の関係で官庁系に出入りしたことも多い(中には出向状態で数ヶ月居たこともあり)ので、内情は結構知っているつもりですが、公務員は本当に「よく働く人」と「半分以上の時間だべっているだけのような人」に分かれています。
どちらかと言うと、雰囲気は「学校の委員会」みたいな感じです。

民間企業よりこの違いは顕著だと思いますよ。
民間では(自分が理系なので、営業や事務・経理などの文系職種は解りませんが)業績に係わってくるので、さすがにそこまでひどい会社は衰退してしまうでしょうし、もしそうでない会社があったとしても、それで利益が上がるのなら別に誰にも迷惑は掛けていないので良いとも言えます。

公務員は税金から給料を貰っているのですから、本来は民間以上に無駄飯喰らいに対する対処は厳しくすべきです。
まあ、グッピー理論みたいなことも実際にあるので、難しい話ではありますが。

結局のところ、がんばってよく働いても、学歴があって問題を起さない人にどんどん先を越されるようではやる気がなくなるのも頷けます。
良く働いているひとは、純粋にその仕事が好きな人だったり、とてもまじめな人だったり、頼まれるとことわれないタイプの人ですね。

政治家の質が民意と相似なのは同感です。
ただ、この辺は政治家/マスコミ/教育/国民といった要素が複雑に絡まりあって、どれも別のものに依存しているといったような連鎖状況になっていますので、改善はかなり困難だとも思います。
唯一の頼みの綱は、インターネットだと私は思っていますけどね。
#双方向の意見交換を多くの人がやるということです

>公務員を減らさないと増税は駄目

公務員自体を減らさなくとも、無駄な出費を抑えればかなり予算の余裕が出るのではないかと。
昨今話題の議員会館にしても無駄だらけですよね。
警察だって、成績稼ぎのためだけのような取締りに使う要員をもっと有効に使うことだって出来そうです。

そもそも、公務員は予算を節約しようと言う考えが無いですからね。
もし、予想以上に節約できてしまうと予算が余るので、その分使いもしない備品を買ったりすることは実際によくあります。
#企業でも大企業の部署間予算争いでは似たような面が無いこともないですが

>日本という国は、対応が遅い国

これは日本の文化的な側面が強いのでしょうね。

政治機構的に、アメリカのような大統領制でないというのもあるとは思いますが、もし日本で大統領制を行ったとしても、大統領は背後の組織の代弁者でしかないことの方が多そうです。
まあ、小泉さんみたいな人ならアメリカ的な政治が出来るかもしれませんが、それが必ずしもよいとも限りませんね…

日本の対応の遅さは、返して安定した政策ともいえますので、微妙なところです。
アメリカのように、一時の盛り上がりで戦争まで起してしまったりするのはどうかと思いますので、両者の中間くらいがちょうど良いのかもしれません。

投稿: B-51 | 2007年4月13日 (金) 14時28分

> B君:日本語版を作るのは、いささか時間が掛かりそうなので、誰かが作るのを待とう。国立環境研あたりが作るだろう。

Table SPM-1.の日本語版を含む日本語の概要版は、↓にあります。

http://www.meti.go.jp/press/20070410004/ipcc-kakuteiban-p.r.pdf

投稿: K. S. | 2007年4月13日 (金) 17時23分

環蛙殿
>>政治家の出身大学もダントツ東大だったはず。早大、慶大も多かったはずです。

公務員も国民が試験を受けてなるものだから、
国民、政治家、公務員すべて相似形です。
どうして公務員だけ良い質なのか?

O先生:いささか、脱線しすぎたようだ。本題に戻ろう。
P君:本題は、二酸化炭素温暖化による予想される被害だったはず。
O先生:やはり、愚民にはいくら環境と叫んだところで、危機意識を持ってくれない。具体的な阿鼻叫喚図(たとえ外れてもいいので)を示す必要があるだろう。産業界は目先の利益優先なので反対するだろう。この辺はどうにかならないか。結局、環境側の'Environment'、産業界、庶民の'Environment'はそれぞれ異なるのであろう。だから相容れない。
Q君:それを言っちゃおしまいよー。

投稿: 経済活動が公務員の給料の原資 | 2007年4月15日 (日) 23時40分

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