5月20日:昨日、IPCC/WG3のHPをアップしました。
IPCCのWG3は、温暖化ガス減少策に関するグループ。日本は、この分野で貢献できるのだろうか。日本人が思っているほど、日本の環境技術は高くない。というよりも、このところ、未来を見通した根本的な開発が行われていないように思われる。それが心配なところ。
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IPCCのWG3は、温暖化ガス減少策に関するグループ。日本は、この分野で貢献できるのだろうか。日本人が思っているほど、日本の環境技術は高くない。というよりも、このところ、未来を見通した根本的な開発が行われていないように思われる。それが心配なところ。
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コメント
ライフスタイルをシフトする、これだけでだいぶ変わります。
光熱水道ガソリン代が、半額になる、あるいは年間20万円のお小遣いが増える、といううたい文句はどうでしょうか。
たとえば、電球型蛍光灯に交換する(1万円)だけで、毎月2000円の(年間約20000円の)お小遣い(電球の耐用年数10年くらいか)、と具体的にしかし客観的に書いてみてはいかがでしょうか。
住宅、車、家電製品の買い替えを待つと、10年単位で時が過ぎていきますが、そこまで(出費)しなくてもできる省エネとライフスタイル(特に余暇の価値観、仕事が終わっていから眠り、翌日出勤するまでの生活時間の価値)の小変更で、ずっと精神的に豊かな暮らしができると提案します。
投稿: 健 | 2007年5月21日 (月) 11時20分
いや実は、ご提案のような方法は取りたくないのです。経済的に有利というライフスタイルは、同じエコライフでも、エコノミカルライフ。エコロジカルライフというものは、製品の環境的な価値の高さに満足することであって、必ずしもエコノミカルであることに満足するものではない、と主張したい訳です。
投稿: C先生 | 2007年5月21日 (月) 23時12分
今のところ、人の消費行動は、おおかた経済原理で左右されていると思いますよ。環境道徳を育てた世代が主流になるには、あと20年は待たないと。それとてやはりお得感、値頃感、を刺激する必要があります。
一部の貴族を除いて、エコロジカルにもエコノミカルにも(両者の配分は人それぞれですが)人は納得して初めて「気持ちいい」消費ができるようです。
まだ使える家中の白熱灯を処分したほうが環境のために良いといっても、なかなか信用してくれないのですよ。
投稿: 健 | 2007年5月22日 (火) 09時19分
コメントさせて下さい。
日本の環境技術は非常に高いと思います。
ただし、環境ではお金にならいと思っている方が多い為に技術者が優秀でも資金を出して頂けないのが現状です。
つまり、若い優秀な技術者は日本を出て海外で活躍してしまうのでは?
そして、海外でノーベル賞等の賞を取ってようやく日本で研究資金が得られる。
バイオマスでは、日本の技術者は世界1と云っても過言ではないと思います。バイオマスの先端技術はまだまだ理解出来ない想像を超えている世界があります。植物を考えてもセルロースは判っていてもリグニンは1部分しか判っておりません。現状は、多くのリグニンが直接燃料として焼却されています。
投稿: NPO法人バイオマス産業機構BIO | 2007年5月22日 (火) 12時28分
追伸:最近の参考事例では青色ダイオードではないでしょうか?
青色ダイオードは、照明等の世界ではこれから環境に大きく貢献していくと思っております。
投稿: NPO法人バイオマス産業機構BIO | 2007年5月22日 (火) 12時37分
「環境配慮契約法案」が、5月17日の衆議院本会議で可決・成立したそうです。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8382
温暖化ガスを少しでも減らすために役立てたい思いなのか、単なるパフォーマンスなのか? 先日経団連が、温室効果ガス削減のために「サマータイム」の導入を提言し、政府はこれを検討するとか・・・
「サマータイム」導入で温室効果ガス排出削減のメカニズムは?
私には全く理解できませんが・・・
投稿: 環蛙” | 2007年5月22日 (火) 16時21分
朝は涼しくて、午後から暑くなるから、エアコンを使わないように、ヒートアイランドになる前に早起きして、早く仕事をしましょうということじゃないですかね。
投稿: 健 | 2007年5月22日 (火) 16時45分
残念ながら、それほど簡単ではありません。
1時間早く起きて、1時間早く仕事を終える。
そのあとは?
余暇が長くなり、遊ぶ時間が長くなるだけでは?
経団連の狙いは何だと思いますか?
彼らは人件費の圧縮しか考えていませんよ。
早出の時間外手当を無くし、時差出勤で政府の交付金を当てにする。
政財界のもたれ合いでしょう?
投稿: 環蛙” | 2007年5月22日 (火) 21時34分
いやいや翌朝も早いのですから、早く寝ます。
早くお家に帰って、子育て、家事しましょうということでないかな。
今日もそうですが、暖かい朝に早起きすると気分が良いものですよ。
投稿: 健 | 2007年5月23日 (水) 08時09分
>サマータイム
昔は、サマータイム導入で余暇時間が長くなって、経済効果が現れると良い、今は環境負荷がやると言う…
完全なダブルスタンダードですね。
私はどっちの効果も無いんじゃないかと思いますけどね…
理由は以下。
・涼しいうちに仕事を…
都心部では朝でも暑いですし、大半の会社は残業で夜間まで動いていますからね。
9時から始まる会社が8時からになったところで、8時では既に日は昇りきっていますし。
・日中を効果的に使うことで照明が減らせる
大半のオフィスは昼間でも照明をつけていますから余り意味がありません。
・余暇時間が延びて経済効果…
睡眠時間を一定時間確保するような生活が普通の人の生活でしょうからね。
それに、大人の平日の遊びなんて、外が明るくても暗くても変わらないようなものばかりですし。
遊ぶ時間が延びるのは子供たちくらいでしょう。
結局のところ単に毎年2回の混乱を招くだけじゃないかと。
実際、既にサマータイムを導入して結構立っている国でも、切り替えの時は少なからず混乱が起きるそうですし。
私は強く反対ですね。
投稿: B-51 | 2007年5月23日 (水) 10時43分
全部の時計がずれるわけですから、
日の出と日没が1時間遅くなるだけのことです。
他はまったく変わりません。
だから、省エネにも効果があるとは思えません。
お昼休みと気温のピークの時間差が広がることで
多少のピークカットは期待できるかも知れませんが…
時間外手当、労働時間にも影響はないでしょう。
「こんなに外が明るいのにもう帰るのか?」と
上司が言うような職場なら別ですが(中にはあるでしょうけど)。
では経団連の狙いは何かというと、消費の拡大でしょう。
仕事が終わった時点で空が明るいと、なんとなく帰るのが早い
ような気になります(経験あります)。
秋に大型連休なんて話も出ていますが、関連しているかも。
そう考えると省エネには逆行していますね。
もう一つ、ピークカットは原子力発電に有利です。
それを温暖化対策にするというとまた反発されるので
他の名目で進めようというのが本音でしょう。
投稿: ととちお | 2007年5月23日 (水) 11時07分
サマータイムも一つのきっかけですからね。これをきっかけにライフスタイルをシフトできるかどうか、もちろんそのままの人は、なにやってもそのままなんですよ。
エアコン電気代は安くなると思いますよ。コンクリートのビルは蓄熱作用があるので、午前5時ころから11時ころまでは室内は比較的涼しい、午後から夜にかけて暑くなります。エアコン試しに切ってみればわかりますよ。
個人的には、温かい昨今は早起きして朝の空気を吸っているので、サマータイム導入でもどっちでもよいですが。社会の制度とは別に、自分のリズムで生活しているってことです。
投稿: 健 | 2007年5月23日 (水) 11時15分
サマータイムで時差ぼけが起こって、仕事の効率が落ちたり医療費があがるという話もありませんでしたっけ?
確か社会学か何かの発表が大元のソースだったと思いますが、私が見たのは調査のマスもなにも分からない新聞情報でしたが・・・。
投稿: z | 2007年5月23日 (水) 12時50分
http://jssr.jp/oshirase/summertime_sleep.pdf
とりあえず、ネットで検索して最初に出てきた、報告書っぽいもので、これの真偽もまた検証する必要があるでしょうけれど、ご参考まで
投稿: z | 2007年5月23日 (水) 12時57分
なんで、時計を進めなくてはならないのでしょうか。パソコン、電話、炊飯器、VTR、BSチューナー、etc、本来の「時計」以外に皆さん、家の中にいくつ時計機能をお持ちでしょうか。10を越えることも珍しくないのでは?年2回これらを合わせるのは気が遠くなる思い。
地域によっていろいろでしょうが、学校の始業時間を真冬は遅くするなどのことは昔から行われています。時差出勤みたいな感じで、夏は早くから営業することにしてもいいではないですか。強制力はなくていい。
ぼくはサマータイムの効果は否定的ですが。
投稿: やながわ | 2007年5月24日 (木) 07時04分
はじめまして。サマータイムにすると、パソコンの設定とか大丈夫なのだろうか。早速、Vistaとかで不具合とか出そう。代替エネルギーとか省エネ製品への一億総大量交換って本当にエコなのか疑問に思う。
すでにレアメタルなどは中国の資源ナショナリズムに利用されてきているし、日本の製造業はレアメタルがないとなりたたないから、資源外交とかみっともない真似するしかないのか。ロシアや中国などの資源大国の冊封体制に入るのだけはいやだ。
それと市民のための環境学ガイドの方で間違いがあったので、私のブログで指摘させてもらいました。IPCC-AR4によると、太陽放射の小さい値を選んだ経緯が書いてありました。
(http://ipcc-wg1.ucar.edu/wg1/Report/AR4WG1_Ch02.pdf)
Table 2.10.を見ると、マウンダー極小期から現在の太陽による放射強制力は0~0.68W/m^2と見積もりに大きくばらつきがあることが分かります。その中で、IPCCの第四次報告書では、前回よりもさらに低い値を採用しました。これは可視光の変動のみから見積もった値を採用したとのことです。太陽磁場や紫外線の変動は一切考慮に入れていません。太陽活動自体の変化ではなく、IPCCの採用方針に変化がおきたということのようです。
投稿: TheorySurgery | 2007年5月26日 (土) 02時43分
そろそろ、武田邦彦さんの例の本についてのコメントが欲しいですね。
投稿: くじら | 2007年6月30日 (土) 00時14分
補足。
もちろん、ダイオキシンの方ではありませんよ。
二酸化炭素の件です。
投稿: くじら | 2007年6月30日 (土) 00時30分