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2007年5月 8日 (火)

5月8日: 先頭に立つ強い意志

 朝日新聞記事 脱温暖化欧州の挑戦

 メルケル首相。EU全体で、2020年に再生可能エネルギーの割合を6.5%から20%に引き上げる交渉の大詰め。石炭のポーランド、原子力のフランスなどが反対したが、押し切った。
 フランスの新大統領サルコジ氏。親米的と見られていたが、「米国のような大国は、温暖化の闘いで邪魔をすべきではなく、先頭に立つべきだ。全人類の運命がかかっているのだから」。

C先生:ブレア首相は引退するが、ヨーロッパはまだまだ強い。サルコジ大統領も意外だ。

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コメント

5/16 ラジオのニュースで、国内水力発電所が許可取水量を大幅に超えていたため、行政指導を受け、一部発電業務ができなくなったとか。
発電所、ダムの建設を伴うことなら無理矢理推進するのに、既存設備が出力を上げることは許さない?
再生可能エネルギーを増やす努力をすべきなのに何を考えている事やら・・・

投稿: 環蛙” | 2007年5月16日 (水) 14時17分

http://www.hokkoku.co.jp/newspack/seiji2007042001000763.html

↑この話だとすると、「ずさんな電力業界」「いいかげんなダム建設」というカテゴリーの話のようです。明らかに法律に違反しているのなら仕方ないでしょうね。

水力発電に使った水は元の水系に戻るのだと思っていたら減ってしまうのですね。水利権というのは非常に複雑という話を聞きますが、田植えを控えた農業界からの力が働いた?

投稿: ととちお | 2007年5月17日 (木) 01時27分

>、「ずさんな電力業界」「いいかげんなダム建設」というカテゴリーの話のようです。明らかに法律に違反しているのなら仕方ないでしょうね。

だからと言って、日本の数少ない再生可能エネルギーを止めていいのですか? 一斉指導は正しいのですか? 電力供給に不安がないのは火力発電に切り替えるからであって、京都議定書の達成からますます離れてしまいます。 一部原子力発電も不祥事で止まったままだし・・・
確かにダムの底から水が逃げてしまってはダムの安全性自体に疑問が生じますが、個別指導で順次是正をかけるのが政治ではありませんか? 日本は絵に描いた餅とあきらめているのですか? 何時ギブアップするか、面子との天秤をかけているのでしょうか? 強い意志が弱者に対してしか見られない日本の政治にうんざりします。

投稿: 環蛙” | 2007年5月17日 (木) 22時37分

環境にいいから大目に見るべき、というのでは過去の過ちから進歩していないと思います(過去の失敗の多くは、その時点ではいいと思ってやったことですから)。法律といっても、誰も被害を受けないような違反なら考える余地はあると思いますが、これはたぶん下流の住民に大きく影響しているでしょう。違法行為が何年も放置されていたようで、その間に勧告などされていたかどうかは気になりますが。再生可能エネルギーといえど押さえるべき点はきちんとしなくてはいけないわけで、甘えがあるとうちの街の動かない風車みたいなお粗末な話になってしまいます。

そもそも大手電力会社が弱者とは思えないのですが。怒りの矛先は、日本の数少ない再生可能エネルギーを粗末に扱っている当の電力会社に向けられるべきだと思います。

投稿: ととちお | 2007年5月17日 (木) 23時07分

なるほど、「弱者」は不適切でした。 「マイナー」、「少数意見」、「特定者」でした。 (郵政、障害者、老人、派遣社員等)
水力発電は発電比率からして止めても影響が少ない(他の稼働率アップで賄える)ので、会社内でも肩身は狭いでしょうね。 山奥の勤務ですし・・・ 同情してしまいます。

今、複数の水力発電所への業務停止処分は日本の京都議定書ギブアップ宣言に等しいと思いますし、日本の(視野の狭い)縦割り行政は批判すべきと考えます。

投稿: 環蛙” | 2007年5月18日 (金) 09時08分

水力発電用ダムで許容値以上の取水をすることがどの程度下流住民に影響するのかというとどうなんでしょうね?
まあ、ダムが発電専用ではなく、利水用にもなっているのなら納得できますが、そういうことなのでしょうか?

>複数の水力発電所への業務停止処分は日本の京都議定書ギブアップ宣言に等しい

仰りたいことも解りますが、影響が大きいからと言って後付けで規則を曲げてしまうのは問題だと思います。
そういうことをやり続けると、規則が規則である意味がなくなってしまいます。
悪法ならまずは法改正を行うべきで、悪法だから無視して良いというのは法治国家の崩壊に繋がります。

日本の法運用は、憲法9条にしても、交通違反にしても(制限速度厳守で走っている車なんてほとんど居ませんよね)恣意的運用ばかりが目立ちますが、だからと言ってそれで良いとは思えません。

そういった意味で、温暖化対策には逆行するとしても、毅然とした対処をするのは悪いことではないと思いますよ。

投稿: B-51 | 2007年5月18日 (金) 15時44分

規則を変えろとは申しません。
運用を考えろと。
超法規的措置は本来違法ですが、必要時に国家的判断で行うのが政治と考えています。(戦争はすべきでないので、憲法第9条に関しては絶対に守って欲しいのですが)

投稿: 環蛙” | 2007年5月18日 (金) 16時43分

>戦争はすべきでないので、憲法第9条に関しては絶対に守って欲しいのですが

そういうことです。

行政や司法が独自の判断で憲法や法律を恣意的に運用したら、立法権なんて無きに等しいものに成り果てます。
「これくらいなら良いだろう」「このケースなら誰もが納得することだから」ってのを繰り返していると、法治国家ではなくなってしまいます。

環蛙”さんの今回のご意見を延長すると「世界統一政府を作って世界を安定させるための戦争なのだから」とか「テロ組織やテロ支援国を一掃するための戦争なのだから」とかいう理由で、憲法9条だって反故にしても良いことになってしまいますよ。

ですから、今回のケースで「それでも温暖化対策として水力発電を停めるわけには行かないから」とするのならば、時限立法でもして回避するのが本来の姿でしょう。
#それでも既に起してしまった過取水に対しては何らかの制裁が必要でしょうが

投稿: B-51 | 2007年5月18日 (金) 18時25分

>水力発電用ダムで許容値以上の取水をすることがどの程度下流住民に影響するのかというとどうなんでしょうね?
まあ、ダムが発電専用ではなく、利水用にもなっているのなら納得できますが、そういうことなのでしょうか?

ここがはっきりしないので、運用とか超法規的処置の話は、どこかに適正なところがあるという以上の話はできないでしょう。僕は上の疑問についてYESと解釈した(あるいは、利水用の水系からダムに支流を引っ張って来ているとか)のですが…まあ本来の筋としては、浸水対策を早くせよという所ですよね。

ところで、日本ではドイツみたいな消費者負担型の再生可能エネルギー支援はまだ社会に受け入れられないのでしょうか。それがだめならせめてグリーン電力制度をもう少し整備してPRもすればもっとお金が集まると思うのですが…

投稿: ととちお | 2007年5月18日 (金) 23時32分

何度もすみません。
自分でも論理破綻しているのかなと・・・
でも、

「行政や司法が独自の判断で憲法や法律を恣意的に運用したら、立法権なんて無きに等しいものに成り果てます。」

実際に憲法9条はその時の内閣によって都合良く解釈されて、現状に合わないから憲法を変えろと言うとんでもない輩がおります。
要は、国民が望んでいるか?
国民の総意に沿わないのであれば、国家に囚われず、地球規模で考えて必要か?
どのような批判も甘んじて受け入れ、将来的に認めてもらえる自信があるか?
己の信念を貫くとはそういうことだと思います。
こいずみ、あべの信念は、「衆愚政治を実践して利用する」だけで、「あとは野となれ山となれ」の無責任政治だと思います。 
今回の行政指導(業務停止)が本当に必要かどうか、チェックする機関はあったのでしょうか? 「よその管轄だから文句言えない」の縦割り行政で資源エネルギー省は沈黙でしょうか?
それでよいのでしょうか?

投稿: 環蛙” | 2007年5月20日 (日) 21時22分

>国民の総意に沿わないのであれば、国家に囚われず、地球規模で考えて必要か?
どのような批判も甘んじて受け入れ、将来的に認めてもらえる自信があるか?
己の信念を貫くとはそういうことだと思います。

憲法を変えようという人だってそういう信念の人もいるでしょう。貫いちゃったら困るじゃないですか(少なくとも環蛙”さんと僕は)。いろいろな信念がぶつかって収拾がつかないから法律というものがあるわけで。環蛙”さんが正しくて憲法を変えるのは誤りだという保証はどこにもないのです。

違法行為に対する処分だったら、縦割りの問題以前に、他の部署は手が出せないのではないでしょうか。当の電力会社がおかしいと思うなら、そんなことで処分なんてひどい、と声を上げればいいのでは。

環境にいいから多少の違法行為は…というのは違う立場から見れば甘えと受け取られてしまいます(突き詰めればテロです)。社会全体に浸透させなくてはいけない話だからこそ、王道を行かなくてはいけないのです。環境を「一部の偏った人たちのカルト的な活動」にしないで欲しいのです。これが切なる願いです。

と、ちょっと挑発的な書き方をしてしまいましたが、その前に、「たかが水」という感覚をお持ちではないでしょうか?水は農家(だけでないですが)にとって命です。もしこの横取りした水が下流で利用されるべきであったものなら、これはやっぱりとんでもないことだと思います。ここの感覚の食い違いが今回の齟齬の本質のような気がするのですが…

投稿: ととちお | 2007年5月21日 (月) 22時59分

>横取りした水が下流で利用されるべきであったものなら、これはやっぱりとんでもないことだと思います。

**用水のように延々と水を運び、全く異なる水系に放流することは、水力発電ではほとんど無いと思いますよ。 高低差を利用する分だけ放流の少ない川になる。 ダムの真下に田んぼが広がっていれば、利水にはダムから頂戴するでしょうね。 放水口直上の地域はダムの放流水から確保することになりますが、降水量不足の場合を除いて問題は起こらないと思います。 (豪雨で緊急放水の方が怖い) 発電用水の使用を減らしても底抜けするダムならば、むしろ貯め込まないようにする方がよいのかも・・・

などと言いつつ、今回の後半の発言には恥じ入るばかりです。

投稿: 環蛙” | 2007年5月22日 (火) 10時53分

東京電力のピーク対策として、期間限定で取水許可も有り得るそうです。
全ては柏崎原発の地震のため。
自分たちに火の粉がかかりそう(首都圏の大停電)だと目をつむるくらいなら、初めから大目に見て順次停止、対策、再開とした方が良かったんじゃないかな?
話を蒸し返す訳ではないけれど。

投稿: 環蛙” | 2007年8月20日 (月) 17時18分

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