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2007年5月 1日 (火)

5月1日:2020年の科学技術、日本のリード否定が半数超

 20年後の日本の科学技術が世界をリードしているとは思わない。ものづくり、ITから宇宙開発まで、中国、韓国、インドなど途上国が急伸するなか、半数の人が、将来の日本の科学技術の水準に厳しい見方をしていることが、朝日新聞の全国調査で明らかになった。科学技術の発展に、期待よりも不安を感じる人が、女性では半数に上った。

 20年後を考えたとき、日本の科学技術が「世界をリードしている」とみる人は33%にとどまり、「そうは思わない」が56%。こうした見通しに対し、「学校教育で、理科や数学の時間をもっと増やすべきだ」は44%、「いま程度で良い」は38%。
 電力供給の原子力への依存度を「現状程度に留める」が53%。
 科学技術の発展に「期待を感じる」は54%で、「不安を感じる」の37%を上回ったものの、女性に限れば、逆に42%、48%だった。
 女性の不安が典型的に現れたのが、「遺伝子組換え食品」への拒絶反応。この技術が職人に使われているか「気にする」女性が69%、「気にしない」30%を圧倒的に上回った。男性では、「気にしない」が53%で、「気にする」43%を上回った。

C先生:これは困った。科学技術以外に生きる道を見出してからならそれでも良いが。
 遺伝子組換えへの拒否感は、それが食品としてならば、全くのお門違い。むしろ、食品としてならば安全だと思う。相当なチェックが行われているが、普通の新品種などの野菜に対しては、チェックなど行われないから。
 もともと、食品は、全面的に安全などというものはありえないので、チェックをしてくれているだけ、安心できると思って貰いたい。
 遺伝子組換え食品への不信感から科学技術全体に不信があるのは大問題。これは、なんとか対策を取る必要がある。
 遺伝子組換えも、環境影響は良く分からない部分が残るのだが、あと数10年で結論がでるのではないか。

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