7月1日:生物の絶滅、温暖化が引き金か?
日本経済新聞
温暖化の地球史その2である。ヨーロッパの石灰岩からなる白いがけの地層は白亜紀にできた。その中に、細く黒い帯がある。9350万年前の多くの海洋生物が絶滅した痕跡だという。
絶滅の原因は、温暖化。火山活動が激しくなって、大量の二酸化炭素が放出され、CO2濃度は1500ppmで今の4倍。急激に温暖化し、平均気温は数度から10度ほど上昇したとされる。
海洋の大循環が弱まって、海は表層を除いて酸欠状態になった。変わりに繁栄したのが、硫黄細菌。
この9350万年前の大絶滅は、CO2濃度が1000ppmを過ぎたころから始まった。
C先生:日経がこのような記事を掲載するようになったのは、新しい傾向のように思えるがどうだろう。
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