7月6日:八王子市と東京工科大が切り枝などを車の燃料に変換
切り落とされた樹木の枝などバイオマスを車の燃料に変換しようという研究が共同で始まる。八王子市長の黒須隆一氏と、同大学の軽部征夫副学長が調印。
500度に加熱して、蒸す状態にし、水素や窒素、一酸化炭素、二酸化炭素にガス化。触媒を用いて合成して液体燃料にする。
市内では、年間1万トン超えのバイオマスが出ており、そのエネルギーの50%を変換できれば、年間130万リットルの車用燃料になる。
C先生:50%という意味がどのようなものなのだろうか。これを車に使うとき、ガソリン税などはどうなるのだろうか。
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コメント
剪定枝は有望な資源であるにも関わらず、廃棄物処理法で一般廃棄物に指定されており、そのことが有効利用の障害になっています。ほかの廃棄物と違って、安全でしかも一度も使用されていません。材料的に言えば、間伐材と同じようなものです。剪定枝を廃棄物の指定から外すことを強く望みます。
投稿: Dr. M | 2007年7月 8日 (日) 19時55分
1トンから130リットル、給油3回分しか作れないと思うと、
結構寂しいものですね。
投稿: TK | 2007年7月 8日 (日) 23時15分
> 結構寂しいものですね。
木質の約30%、葉の約60%は水分ですからね。
エネルギー源として利用するならば、葉の多い剪定枝よりも、木質の多い間伐材や建築廃材などの方が良いと思います。
投稿: Dr. M | 2007年7月 8日 (日) 23時40分
500度に加熱するということですが、そのためのエネルギーは結構なものになるのではないでしょうか。
まあ、他のゴミを焼却する際の廃熱を有効利用したりすれば良いのでしょうがね。
投稿: B-51 | 2007年7月 9日 (月) 15時21分