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2007年10月28日 (日)

10月28日:HP更新 紙リサイクルか間伐紙か

 古紙100%の再生紙が価値が高いのか。間伐材から作った紙が価値が高いのか。リサイクルを巡ってまたまた議論が。朝日新聞によると林野庁と環境省が衝突中。今回は、どうも、林野庁の味方をしたい雰囲気。

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コメント

間伐材を認めたとして、それが国産である必然性があるか否か?WTO違反にならないか?というところから始まって。古紙なら由来がフィリピンだろうがブラジルだろうが再生紙は再生紙。「輸入」間伐材のトレーサビリティーの透明性とは?

投稿: pongchang | 2007年10月29日 (月) 05時19分

不思議なのは、ほとんどの主張が「某筆者」と重なっていること。 どうして私怨を乗り越えることができないのだろうか。
 「専門家」を自称することの目的と責務を思い出してもらいたいものだ。

投稿: あらら | 2007年10月29日 (月) 07時01分

紙のリサイクルを評価する際、再生紙利用によって保全された森林の評価はどうされるのでしょうか?もし保全された森林(木材チップ)をバイオマス燃料として活用すると、化石燃料起源も含めて再生紙側のCO2排出量が少ないのではないでしょうか?ただ、結果論としてR70には賛成です。これは白色度70%を利用する限り、バージン材を混ぜたほうが効率的だからだと思うのです。現在の技術は知りませんが、少し前に調査したときには白色度を上げるために相当歩留まりが低下していましたから。現在は、再生紙が化石燃料を増やすのではなく、高白色度がCO2を増加させているのだと思うのですが。

投稿: chari | 2007年10月29日 (月) 12時59分

 コピー用紙である限りは、現状は大半が広葉樹パルプを使っていると思いますが、日本の杉檜の間伐から出てくる針葉樹パルプを混ぜたR80K20やR70K30は技術的に作りにくいと思いますがどうでしょう。

 針葉樹は新聞紙系統にむいているわけですから、新聞紙に混入するか、それともメカニカルパルプを利用したコピー用紙を作るといった、結構現状のケミカルパルプの作り方を大幅に変更する必要があると思います。

投稿: SGW | 2007年10月29日 (月) 22時15分

かつての日本の拡大造林では、隠れた狙いとしては広葉樹(薪炭林)を安価に採取して国産の広葉樹パルプとして製紙業界が使った経緯がありますし、その後、製紙産業用の広葉樹植林がなされていないのが、日本の林業政策のダメなところというか製紙産業の怠慢だったと思います。
ということで、国内では賄えず、海外の森林減少につながることなので、古紙100%のグリーン調達維持は正当化すべきという論ではないかと思います。

投稿: SGW | 2007年10月29日 (月) 22時22分

RとKの比率目標を指定する必要はなく、RであってもKであっても「グリーンである」、と言うことにしてよいのではないでしょうか。ただし、正しいKでないといけないので、「この材料は間伐材である(あるいは端材(製材の際に出る半端ということでしょうか?)あるいは廃材である)、しかも木材として売れるものではない」ということを認証する信頼できる制度を作る必要があると思います。外国の間伐材であっても、認証に合格すればKと認めるのが筋だと思います。ただし、どの機関の認証を日本が有効と認めるかは日本の政府が自主的に決めるべきことです(外交圧力はかかると思いますが)。また、現地で正しいKであっても、輸送の際に消費するエネルギー資源の多いものは「グリーン」でないことにするべきだと思います。

投稿: macroscope | 2007年10月29日 (月) 23時09分

こんにちは。
さて、「内容」の話しですからご安心を。w

このニュースの林野庁と環境庁の主張は↓、

◇林野庁:「温暖化防止に貢献するんだ!」
      【ゆえに】
      「間伐材を利用して間伐促進汁!」
◆環境庁;「おいおい、間伐が温暖化防止に貢献するなんて
      国際合意もない(つまりトンデモ)でしょ。」


同じネタが「環境問題はなぜウソがまかり通るのか1」のP139『森林が二酸化炭素を吸収してくれるという論理の破綻』に載ってますね。 つまり林野庁の主張する「温暖化貢献」はウソと・・・。

◆◆「森林が二酸化炭素を吸収する」というのはウソ。

まあ、温暖化を理由にすれば何でも通るという話しですね。
これがウソという理由?

本を買って確認しましょう。w(と言ってみただけ)
それさえもしないで批判するのは「自称専×家」のする(以下自主規制)

そもそも「森林の定義」でさえ国際合意のないものが、どうして「吸収する」なんて合意ができますかって話し。京都議定書ではさんざん揉めたあげくに日本の為に「政治的」に決着したものとか。

「リサイクル」という護符と同じに「温暖化防止」も税金を引き出す護符になってます。

私の護符は「今度こそ内容の話しをしたいものだ」。w

こんなところで「飛んで火に入る」の役割完了。

投稿: あらら | 2007年10月30日 (火) 21時05分

何が地球環境のためによいのか、みんなが納得する基準はないので、価値観がくいちがう人の間では議論がまとまらないのもやむをえません。その場合は価値観はたなあげして具体的政策だけについて意志決定することになるのでしょう。
しかし、20世紀後半以後の人類全体としての(ことに工業国の)環境へのインパクトは大きすぎて、このままでは人類自身の持続的生存(破滅的人口減少なしでの)もむずかしくなるので、ともかく工業国の環境へのインパクトを小さくする必要があることは合意できると思います。「エコロジカル・フットプリントを小さくする」と言ってもよいでしょう(ただし、ワケナゲルとリースの詳しい定義に従うという意味でなく、大筋としてです)。
二酸化炭素排出量を減らすことばかりを追求しても、リサイクル率を上げることばかりを追求しても、エコロジカル・フットプリントを小さくすることには必ずしもなりません。
たとえば、原子力利用の拡大や、二酸化炭素の隔離は、もくろみどおり行けば二酸化炭素排出量を減らすことにはなるでしょうが(その意味でもうまくいくかどうかわたしは心配していますが)、環境へのインパクトを全体として減らすことにはならないでしょう。
紙についていうと、紙の廃物から紙へのマテリアルリサイクルよりも、木の廃物から紙へのカスケードリサイクルのほうが、エネルギー資源消費が少なくてすむような状況なのだと思います。(厳密に同じ製品ができるわけではないので、ほぼ同じ効用を得るには、というむずかしい比較になりますが)。エネルギー資源をどのようにして得るにしても、それに伴う環境へのインパクトがあります。それと、木の資源を自然界(植林した森林を含む)からとることのインパクトの兼ね合いになるでしょう。
もちろん、紙の消費を減らせればそれに伴うインパクトを減らせるはずですが、紙を使って行なわれる活動の意義もあわせて考えなくてはならないことになるでしょう。

投稿: macroscope | 2007年10月31日 (水) 14時44分

>◆◆「森林が二酸化炭素を吸収する」というのはウソ。

本は読んでないですし、諸説あるのは承知していますが、「きちんと管理すれば森林はCO2を吸収(固定化)する」んじゃないですかね?

間伐する>間伐されて空いた空間にまた枝等が成長する>間伐する…
を繰り返し、かつ間伐材を「燃やしたり自然分解させない」なら、炭素(セルロース)として固定されますよね。

間伐材を紙にして極力使いまわせば、最終的には焼却等されるとしても、その固定期間分の効果はあると思いますが。
#伐採した木材の場合は、伐採した後に植林しても初めのうち成長が遅いので吸収力が落ちる

投稿: B-51 | 2007年10月31日 (水) 18時45分

>それさえもしないで批判するのは「自称専×家」のする(以下自主規制)

この件について批判している部分はありましたっけ?記憶にないのですが、指摘していただけると助かります。

僕もまだ本を読んでなくて見切り発車ですが、
定常状態にある森林から切った木を使って、終わったら燃やすのでは結局トータルでは吸収していないと思います。

ただ、その過程として市場で利用されている木材の量が増えるなら、その間だけ吸収はされます。さらに荒廃した森林を建て直せば(あるいは新たに植林すれば)その過程で吸収します。少なくとも現状では日本の森林が荒廃しつつあるようなのでどんどんCO2もメタンも排出しているのでしょう。それを食い止めるのは大きな意味があると思います。

#T先生の理論だと、海外の違法伐採の木は安いから(コスト構造も国によって違いはなさそうですし)環境負荷が低いということになるのでしょうか?まだよくわからない。

投稿: ととちお | 2007年10月31日 (水) 19時24分

>紙の廃物から紙へのマテリアルリサイクルよりも、
>木の廃物から紙へのカスケードリサイクル
バイオエタノールより正論ですよね。廃材から紙のリサイクルは。環境省はバイオエタノールのソースとして廃材を押しているけど。

投稿: pongchang | 2007年10月31日 (水) 20時24分

バイオエタノールに期待しすぎてはいけないと思いますが、たぶん液体燃料は必要でしょう。その原料として紙の廃物のセルロースを考えるのがよいと思います。鷲谷いづみさんが科学」10月号記事で指摘されているようにススキなどの草を使うことも考えられますが。ただ、気にかかっているのは、セルロースを分解する酵素を得るために、遺伝子組みかえをする研究も行なわれているという話です。その微生物が環境に出てしまい、紙も木材も長もちしなくなってしまう、というのは杞憂でしょうか?

投稿: macroscope | 2007年10月31日 (水) 22時59分

深みの無い内容に大変失望しました。
R100のトイレットペーパーは臭いから嫌だと主張する中西準子氏の雑感に憤りを感じていただけに、どうしようもない悲しみを感じます。

私は、環境省の主張を応援します。

間伐材の有効利用を進めたいのなら、R0の紙に利用すべきというのが私の意見です。
何故、そういう議論にならないのか、そこを掘り下げない理由は何ですか?
本や雑誌の編集者には何も言えないのですか?
http://www.jpa.gr.jp/states/pulpwood/index.html
ここにある、パルプ原料の国産材と輸入材の圧倒的な差の原因は何ですか?価格だけの問題ですか?
森林の保水力が低下する原因は間伐材の利用が進まないからですか?
私なりの解釈はありますが、全て推論になってしまうので、控えさせていただきます。

それと、グラフで示されている原単位の比較は何を主張したいのですか?
総量で考えれば、木材の使用量によって得られる最大のエネルギー量は決まるのですから、配合比率が問題ではなく、バージンパルプと古紙の消費比率が問題であるはずです。(これも極論で、実態とは違いますが、原単位だけで語るのと同レベルです。)

排ガス測定データを改竄する製紙業界や「緑のオーナー制度」の問題で将来見通しも出来ず、有効な林業施策も打ち出せない林野庁の一方的な主張は信じることが出来ません。
林野庁の失策をR100の紙に押しつけるのは納得できません。

投稿: TKnB | 2007年11月 1日 (木) 00時25分

紙のリサイクルに反対するつもりはありませんが、リサイクル率にこだわるべきではないと思います。

もし同じだけの労力およびエネルギー資源消費でできるのならば、紙の需要を減らすことのほうが、紙から紙へのリサイクルより望ましいことです。

容器については、再利用(リユース)に適しており、しかも廃棄の際に有害物質が環境に出ない材料の利用を促進するべきだと思います。(じゅうぶんな回数再利用できるのであれば、材料としてのリサイクルはできなくてもよいでしょう。) ガラスや陶磁器が使える場合はそれでよいのですが、重いし割れるので好まれないのはやむをえないでしょう。ひとつはプラスチック、もうひとつは木や竹でしょう。いずれにしても、再利用できるものに限って奨励すること、また、規格を標準化するなどして再利用の機会をふやすことが必要だと思います。

広告ビラなどの紙消費は税のようなタイプの制度でおさえていくべきだと思います。営業の自由、表現の自由はありますが、環境にインパクトを与える自由には限界があります。

オフィスや学校などで、会議が終わったらいらない配布文書、あるいは改訂版ができたらいらなくなる原稿などを減らすには、まずむだをはぶくべきですが、むだでないものに対しては技術がほしいです。画面の大きさや見やすさの点では紙と同様で、書きかえができ、応答時間はコンピュータディスプレイ装置よりは遅くプリンタなみだが、何回も書きかえるならば総合コストは紙と同じ桁(数倍以内)でおさまる、というような道具を開発するべきだと思います。まだ金銭的コストは高いですし環境コストについては知りませんが、印刷系の会社で試作されているものの展示を見たことがあります。

投稿: macroscope | 2007年11月 1日 (木) 14時19分

 昨日のニュース23でこの論争についての特集をやっていました。安井センセもインタビューを受けていましたね。

そして環境省ではグリーン調達のガイドライン?についてパブコメを開始したようです。
その最初に出てくるのが古紙100%について30%分は間伐等からの純パルプを含んでいてもよいという記述で、なにやら名を取って実を捨てたような中身となっています。
・グリーン購入法に係る特定調達品目及びその判断の基準等の
 見直しの概要(案)に対する意見の募集について
  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9074

投稿: SGW | 2007年11月23日 (金) 09時21分

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