10月6日:釧路湿原のタンチョウ、50年前から水銀汚染
タンチョウの水銀汚染問題で、1958年から77年に剥製になった31羽に、動物園で育ったタンチョウの平均で5倍近く、最大で10倍の水銀が検出されていたことが、酪農学園大の寺岡宏樹教授らの研究で分かった。
寺岡教授は6月、88年から2004年にかけて死んだタンチョウから高濃度の水銀汚染を確認している。今回の研究で、水銀汚染が長期間にわたっている実態があきらかになった。
C先生:この記事は日経だが、朝日には出ていないかった。
水銀の最大の汚染源は、少なくとも魚の場合には、天然物である。海底火山などからの水銀。
北海道での個体群は、どうも留鳥のようだが、もともとは渡り鳥。北海道のタンチョウはどんな餌を食べるのだろうか。もともと雑食性らしいが、タンチョウの好物の餌の何かに、水銀を溜め込む特性がある、という結論になりそうな気がするが。
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コメント
やはりタンチョウ(丹頂)と言いますからね・・・。
(くだらないジョークで失礼しました。)
投稿: Dr.M | 2007年10月 8日 (月) 00時18分
魚が原因ということは人間の体内にも相当量の水銀が蓄積されているんでしょうか? 排出されやすいのでしょうか? でも人間界からも蛍光管などからかなりの水銀が排出されているんでしょうね。
投稿: jun | 2007年10月 8日 (月) 22時19分