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2007年12月 2日 (日)

12月2日:いよいよ12月、今回のHPは、OA紙エコ度バトル

 OA紙、あるいは、コピー用紙は、グリーン購入法の特定調達品目の対象であるが、先日も取り上げたように、100%再生パルプ使用の紙だけが対象になっている。ニュースを読むと、製紙業界もこの状況を嫌がっているように思っていた。しかし、どうやら全部が全部そうではないようだ。今回は、その謎解き????

http://www.yasuienv.net/

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コメント

取り上げられている記事がかなり後ろに行ったのでここに書きますが、

ここでも取り上げられておられる「環境問題はなぜウソが~」ですが中西準子氏のHPでも紹介されていました。感想としては中西氏の方が本を引いた上で主張を要約されている分、武田氏の論点がわかりやすかったと思います。

また、読むべき部分もあると感じました。このHP並びに中西氏の感想を武田氏の主張と対比させたく思い、書籍を購入して読んでみようと思います。

少々失礼ですが、私のような形の新規購入者が出てくる事を嫌って正面切った書評は避けられていた部分がおありなんでしょうか。ちなみに早くも古本屋に置かれていましたのでこれにします(著者に印税は入りません)。

投稿: | 2007年12月 5日 (水) 12時53分

なんかワタシが書くと逆効果なんですが、ブログの内容があまりに、「脇が甘い」「ナイーブ」「イノセント」「世間知らず」「経済オ×チ」ですよ、C先生。

◆製紙会社の実名出すなら、ちゃんと当該会社の広報に連絡して情報を取るべし。

それさえもしないで、

◆会社名だして憶測でどうのこうの言わないこと。

・会社名を挙げるならそれなりの裏を取ること!

・暴走行為は社会の迷惑!

・引用先のブログ主から連絡があればちゃんと返事汁!

・詐欺師のHPに直リンクしない!

基本中の基本でしょ。wまあ、それができないから「あらら」が跋扈してるんですが・・・。(あれ?w)

12月は年度末。
師走とクリスマスと正月と年度末がいっしょにくるので忙しい。。。(涙

投稿: あらら(要注意) | 2007年12月 6日 (木) 00時08分

年度末は3月。
あららのいうことは信用ならん。

なんてね。

投稿: | 2007年12月 6日 (木) 02時15分

あらら氏の書き込みは
「いくら言っていることがもっともでも社会常識として先にすべきことがある。」
という態度には変わりありません。とはいえ聞きたいことがあります。無視されてもおちょくられても当然と考えているので期待はしないが、

・引用先のブログ主から連絡があればちゃんと返事汁!
これに関しては具体例を指摘していただきたい。こちら新参者ゆえ。経緯はどうあれここに興味を持ち始めた者として、お手柔らかに願う。(詐欺師からの件だとすればこれはナシね。「悪いけどこれ以上あなたを紹介すべき立場ではない」くらいは返事するのがスジではありますが、悪人に対しては返事しないこともその回答です。)

今回の記事で私もちょっと気になる点があったので書かしていただきますが、記事中、「特定調達品目検討会」へのリンクがありません。「ググれば済むではないか」といわれればそれまでですが、これがなければ片手落ちの感があります。

C先生(と呼ばせていただきます)はこの会合の情報をすぐに入手できる立場であられるのでしょうか。

何が言いたいのかと言いますと「特定調達品目検討会」の第二回会合。
・資料1「見直しの概要(案)」中、紙の項目
・参考資料1(特にまとめであるラスト2頁が重要と思います。)
http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/19kentoukaikaisai.html

・上記リンク先では会合は10/26開催。その中に再生紙が「案」として取りまとめられ済み。
・HPによる前回の再生紙の話が10/28記事(少なくとも今回記事の冒頭にある「その後」ではありません)。ここには特定調達品目検討会の名前もなく。
これを確認した上で前回の要旨と結論を読むと・・・。

失礼ですが、検討会のリンクとか、ご自身の立場とか、この辺きっちり書いておかないと
「前回の記事。言ってみれば・・・『後出しジャンケン』じゃないの?」と訝る人が出てもなんら不思議ではないと思います。
上記の感想を持つ人なら「ずるいなぁ」ぐらいは思って普通です。

追記。ここの一番上のコメントも私です。書き損じました。余計なことですがブログには名前とメアドを要求する設定があるはずです。

投稿: 通行人 | 2007年12月 6日 (木) 12時54分

通行人さん>
通行人さんは、10/28の記事が10/26の委員会のパクリではないか、ということをおっしゃっているのでしょうか。だとすれば、少し勘ぐりすぎではないでしょうか。

お役所の情報公開の遅さから考えると、26日に開催し、記事を書いた28日にネット上でこれらの書類を見ることはないかな、と思います。

では、委員の誰かが漏らしたのか、についてですが、可能性としてはないとは言えませんが、時差が2日であるということとC先生と接点のありそうな委員の先生方はみんなお忙しいので、可能性は低いと思われます。

むしろ参考資料1(これは事務局から出た資料)に、C先生らのLCA結果を利用していますので、事務局が資料を作る際にC先生に相談したのではないか、ということは考えられます。
だとすれば、参考資料と10/28の資料が似てくる可能性はあるでしょう。

ただ、それよりも以下のように単純に考えた方がよいかと思います。
再生紙の件は、C先生のかつての仕事でもあるし、このブログの4/21の記事などで取り上げているし、C先生なりの意見はあった。そして、10/21に博多で紙の講演会もしている。で、いつものように記事を書き始めた(10/21のブログで記事のテーマを表明しているので、10/26の検討委員会以前からこのテーマで書く気であったことがわかる)。

ただし、このC先生の意見というのは、特定調達委員会の委員(永田先生や原田先生、平尾先生、山本先生)のようなLCAをやっている人間にとってはある意味当たり前の意見で、そこにそれほど相違はなかったし、そもそも事務局の出した参考資料1にC先生のLCAの結果が含まれていた。

一方、C先生は単に特定調達委員会の会合が前回の記事(10/28)の前の10/26にあることを知らなかった。

その後、グリーン調達の再生紙の見直しの件が、11月22日にパブコメのプレスリリースとしてはじめて公開された。ちなみに、このニュースは、メディアで取り上げられ、C先生がTV東京のインタビューを受けています。

で、「ああ、検討会の結論が出たのか」と知り、10/26の資料を見て、検討会の日付を特に「意識せず」、12/2の記事で「その後…」と書いた、のではないでしょうか。

なんて、他人が勝手な憶測をしていますが。

まあ、通行人さんの主張する「引用しているのだから特定調達のHPにリンクをしてしかるべき」というのは、確かにそのほうが解りやすいですね。ただ、それほど非難されるものでもない、と思います。

投稿: mr.k | 2007年12月 6日 (木) 14時14分

100%正しいと思います。
私もパクリとまでは言っていません。そもそも、頭の中の草案からあの記事を書くまでが2日間では短いですから。でも、(勝手な要望ですが)リンクを張っていないのと時系列の誤りとダブルで来たので素直に読む心が曲がってしまいましてね・・・天の邪鬼ですみません。10/21のブログで間伐材使用がほぼ合意済みであり、この記事に取り組んでいる事を発表しているは確認できました。

前回の記事に関してC先生が
・今回の件に関して提言を行った。
・情報をまとめてみると概ねこちらの主張は通りそうだと確認。
・結果は(基本案まで)通ったと確認。

という状態で”あくまで3番目があれば”ですが、前回記事の基本トーン「古紙論争の紹介とそれに関する自身の提案」は「後出し」には相当して(C先生のまとめ台詞は変でね?今更環境省への皮肉めいた文章は不要でしょう)、誤解を招きやすいと思います。しかし予め取り組んでいて先にほとんどの文章ができていたならばこれとて特に意外性はありません(修正をかけて欲しかったというのもワガママでしょう)。ハナから取り組んでたのなら資料が似るのも不自然でなく。

ゲスな方向で考えるときりがないので考えないことにして私の感想は終わりとします。これは私の空騒ぎと言えましょう。下らぬ書き込みをして申し訳ありませんでした。

色々とご指摘ありがとさんです。mr.kさんへ。

投稿: 通行人 | 2007年12月 6日 (木) 20時38分

>年度末は3月。

世間を勉強しないと、

★「詐欺師のHPに直リンクする
   無防備で世間知らずな高齢者(62)」

になってしまいますから気をつけましょうね。

>通行人さん、

「通行人」って人、多いのね。w
貴君の思っていることと違うだろうけど
単にこういう↓こと。

--------------------------
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/hitori050816.htm
安井先生のウェブサイトはときどき拝見しております。製品アセスメントの権威とは存じ上げておりますが、以前、廃棄物処理法について間違えたことを書かれてらっしゃいましたのでメールしたことがありましたがご返事はいただけませんでした。
----------------------------

投稿: あらら(経済オン×というより単なる世間知らず>自分) | 2007年12月 7日 (金) 23時13分

あららさんへ。回答ありがとう。
(とうとう「さん」付けだがこれはこれだ)
リンク先の内容も面白かったので嬉しい。

>「通行人」って人、多いのね。w
この辺りのセンスの無さは充分自覚している。ここにもっと来るならば名前替えます。

ところでリンク先で返事がもらえなかったというのはどのことを言っているのだろう。
・ほんとに間違っていて
・メールが礼節を守った内容であり(ちゃんと本名を名乗ったのかな)
・返事はなくともせめて修正しなければ、

その時は安井さんが悪いよね。

私は、とりわけ環境問題を語る人で「言いっぱなし」を決め込む人は一番のクズだと思っています。無用な危機を煽る人は基本的にこのスタンスなので。

投稿: 通行人 | 2007年12月 8日 (土) 05時46分

ひとつ書き忘れ。

ただし、あなたも私も所詮、外野です。

投稿: 通行人 | 2007年12月 8日 (土) 06時10分

年度末は各会社にて3月であったり12月であったとまちまちです.
そこで世間の常識というのはおかしいと思いますけどね.世間は自分が勤めている会社だけではありません,それこそ世間をもっと勉強してくださいね

投稿: 通行人C | 2007年12月11日 (火) 15時44分

>年度末は各会社にて3月であったり12月であったと
>まちまちです.
>そこで世間の常識というのはおかしいと思いますけどね.

はあ?w

投稿: あらら(雌牛=Vaccaイタリア語) | 2007年12月11日 (火) 19時49分

年度。
ttp://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_99020103.html

区切りが暦(日本ではグレゴリオ暦)と一致している時には普通は「年度」とは呼ばないようです。日本では国が定めた会計年度に合わせるのが通例ですし、学校年度も4月から3月ですから、日本で最も一般的な「年度末」は、3月末と考えるべきでしょうね。
なお、農業などでは作物に合わせて7月や10月などに開始する年度があります(芋年度、麦年度、酒造年度など)が、12月が年度末(暦通り)となっている業界の例は国内では見つけられませんでした。外資系だと本国の会計年度に合わせることも多く、たとえば中国だと会計年度が1月から12月となっていました。

投稿: Tama | 2007年12月18日 (火) 13時37分

>12月が年度末(暦通り)となっている業界の例は
>国内では見つけられませんでした。

かわいい。♪ がんばれ~♪

(例示)
各種商店や飲食店の経営者 農林漁業(農家など)各種士業 弁護士弁理士 税理士行政書士司法書士公認会計士社会保険労務士土地家屋調査士診療所を経営する医師・歯科医師(開業医)著述業関係 文芸関係作家、小説家、放送作家、劇作家 著述家(ライター)、随筆家、評論家、コラムニスト 漫画家、イラストレーター、漫画原作者芸術関係画家、書家、写真家、陶芸家、彫刻家、建築家 楽家 曲家、作詞家歌手・演奏家芸能関係伝統芸能、演劇家俳優、映画監督、脚本家、演出家歌手、ミュージシャン タレント報道関係アナウンサー、キャスター、ジャーナリストプロスポーツ関係プロスポーツ選手公営競技(競輪・競艇・オートレースの選手や競馬の騎手など)プロの棋士等占い師

投稿: あらら(忙しいと良い子♪) | 2007年12月19日 (水) 00時33分

全くどうでも良い話なので、早期の沈静化を期待して参戦してみる。

なんの断りも無く単に年度っつった場合、本邦では当年4月~翌年3月をさすのがもっとも一般的だ。あらら氏の勤め先(勤め人であるとして)が12月決算ならそれはそれで良いが、決算月で氏が忙しいかどうかはギロンの本筋と関係なく、つまり毎度おなじみの無駄話であるから周囲はスルーしとくのが最善。以上終わり。

投稿: ino | 2007年12月19日 (水) 00時55分

あららの例示の職業に年度なんてそもそもあるのかね?確定申告の期限?そんなもの年度とはいわんし、あんたサラリーマンでしょ?普通の会社の例出しなよ。いくらでもあるんだからさ。

投稿: | 2007年12月19日 (水) 12時22分

>そんなもの年度とはいわんし

いいます。
うちの実家の商売でもいいますから。

>12月が年度末(暦通り)となっている業界の例は
>国内では見つけられませんでした

たくさんありました。

山崎製パン
アサヒビール
キリンビール
コカコーラ各社
大塚商会
ライオン
ブリジストン
アサヒガラス
住友ゴム
ボッシュ
キャノン
コクヨ
東京建物

調べるとおもしろいですね。


投稿: 秋 | 2007年12月19日 (水) 17時21分

>あんたサラリーマンでしょ?

http://www2.ttcn.ne.jp/~mkikuchi/sararimannokakuteisinnkoku.htm

確定申告しなければならない人
次に該当する人はサラリーマンであっても確定申告が必要です。
① 年収が2000万円を超える人
② 給与所得及び退職所得以外に20万円以上の所得(必要経費を引いた金額)のある人
③ 給与を2ヶ所以上からもらっている人
④ 家事使用人などのため源泉徴収がされていない人で所得金額が103万円を越える人

どうでもいい話なのですが、せっかく調べたのでのせてみました。サラリーマンでも確定申告するんですね。

投稿: 秋 | 2007年12月19日 (水) 17時24分

あららさん>世間を勉強しないと、

の意味が「世間には12月の所も3月の所もいろいろある」だったのに対して、通行人Cさんが

「あららさんは世間の年度末が12月だと主張している」と解釈したのが真相ですよね?そこを正さないと議論は先に進まないでしょう(そういう努力をする気がないから自分と違う意見はひたすら叩き続けているのだとは思いますが)。もちろんこの話自体にそんな重要性はないですが、年度の話が延々と続くのもメタどうでもいいと思います。

こんなことでも解釈の違いが生じるくらいですから、皆まで言う(言わす)のはこういう所ではよいことだと思いますよ。

投稿: ととちお | 2007年12月19日 (水) 23時20分

>「あららさんは世間の年度末が12月だと主張している」と解釈したのが真相ですよね?

「解釈」「真相」   ……ふーん。

投稿: ino | 2007年12月20日 (木) 00時15分

ああそれから秋さん、為念。
ブリヂストン
旭硝子
キヤノン
です。

投稿: ino | 2007年12月20日 (木) 00時18分

ブログが本題とは異なる年度末の定義で賑わっておりますが、まじめな議論をひとつ。

“内野”から「CRESTのときの研究チームが出したデータ」の致命的欠陥を指摘しておきます。

この2001年のCRESTチームのデータで「①古紙のうち再生紙になるのは50%と仮定し、残りは②バイオマス燃料として製紙工場が利用する」というのはあまりに非常識です。

①古紙から取れる製紙原料の量は、ダンボール古紙で95%、新聞古紙で90%、チラシで75%、新聞用紙工場ではチラシ入りの新聞古紙を使うので85%程度。コピー用紙など印刷用紙では新聞古紙や模造・上白・色上と呼ばれる上質系古紙を利用するので65-70%の歩留になります。

②製紙原料を取ったあとの排水(固形分濃度数%以下)を様々な設備を使って濃縮・脱水しても水分55%以下にはなりません。固形分のうち可燃成分は30-40%程度でその主成分は―[C-H2O]n―つまりエネルギー価値は極めて低い。

もっとも、最近の製紙工場では温暖化対策に必死で取組んでおり、僅かなエネルギー価値ではありますがこれすらも燃料として利用しています。それでもあのグラフのような値には成りえません。

プラスチックと異なり、紙は親水性に富み、微細な中空繊維から成ります。水につけるとたっぷり水を吸い、火をつけても乾かさないと燃えません。乾かすだけで蒸発潜熱を必要です。
  
このような欠陥のある報告が環境省の委員会で引用されることは、内野にいる者として甚だ迷惑です。

古紙パルプは輸入品ではないという指摘とともに、この件についても意見を差し上げましたが回答がいただけませんでしたので、改めて公開します。

最新のLCIデータは、業界内の研究会で一昨年から整理し、LCA日本フォーラムに登録しています。安井氏の意見はこれすらも怪しいと言っているように思えます。

投稿: かみつう | 2007年12月20日 (木) 10時08分

追加

模造・上白・色上と呼ばれる上質系古紙は中小の衛生用紙(ティッシュペーパー、トイレットペーパー)の原料であり
上質系再生紙に大量に消費されることで、この分野の原料不足を引き起こします。
印刷用紙は大企業、古紙利用衛生用紙は中小企業。いま、原料不足でこまっているのは中小の衛生用紙メーカー。環境省は間接的に中小企業を苛めている?

もうひとつ。

タイヤのバイオバス比率も間違い。45%ではなく35%。もっと勉強しましょう。

投稿: かみつう | 2007年12月20日 (木) 10時26分

かみつうさん

 どうも業界の方のようですね。

(1)50%という値について信用できないとのことですが、どうも原論文をお読みいただいていないようで(もっと勉強せよとは言いませんが)。
 当方も、収率75%という値についても、計算を行っていますが、「通常の古紙パルプでは、50%以上の高配合率になると、強度等の品質の低下が著しいため、収率50%まで精製し、微細物を減少させたパルプを用いることが好ましいとされている」(Mcbridge,D. Pulp&Paper 71, (12) 69 (1997)という記述に基づいた計算もしております。

(2)われわれのデータは、紙パ技協誌の54巻8号p84に掲載されていますから、もしきちんと読めば、詳細はお分かりと思います。しかし、業界からの報告は、LCA結果は出ているものの、どのような境界条件を用いて出しているものか、よく分かりません。
 せめて、日本製紙連合会のデータについて、HPなど公開の場に、境界条件の詳細を掲載されることを希望します。
 そうでないと、憶測を行うしかないのです。それが業界にとって、不利益を招くのです。
 タイヤ中の非石油成分の量など、細かい数値は、どのような値を使ったか明示すれば、余り問題はないのです。どうせ流動するものですから。

以下のような部分について、詳細な説明を求めます。
(a)日本全体で、100%古紙パルプ配合の紙のみを製造することは不可能。となると、なんらかの仮想的状況を設定する必要がある。その際、どのような状況を想定することがもっとも科学的かつ現実的なのか。そして、実際の計算にはどのような仮定が行われているのか。

(b)王子製紙のLCA、日本製紙グループのLCAが全く違う境界条件を使っているように見えるが、日本製紙連合会のものと、それらの主張の違いはどこに由来するものなのか、その説明。


投稿: C先生 | 2007年12月22日 (土) 12時10分

2001年の紙パ技協誌は拝見しましたが、仮定が少し変だなという印象以外は忘れました。
当該報告を見て、業界団体として工場の実データを元にLCIを作ろうと働きかけ、製紙連合会に研究会が発足したのですから、先生のご報告は大きな意味がありました。

>通常の古紙パルプでは、50%以上の高配合率になると、強度等の品質の低下が著しいため、収率50%まで精製し、微細物を減少させたパルプを用いることが好ましいとされている

これは、アメリカの研究者の意見であり、実態は先日の投稿の通りです。古紙価格が安価な時代でも運賃をかけて運んだ貴重な資源は、繊維のみならず無機物も製紙工場は製紙原料として留める努力をしているのです。半分を排水処理へ委ねるような工場はつぶれてしまうでしょう。

>業界からの報告は、LCA結果は出ているものの、どのような境界条件を用いて出しているものか、よく分かりません。

日本製紙連合会のデータについては下記をご覧ください。なお、この報告はCO2のみに焦点を当てていますが、その他の環境負荷を含む詳細データはLCA日本フォーラムに登録してあります。

http://www.jpa.gr.jp/file/release/20070925025534-1.pdf

http://www.jpa.gr.jp/file/release/20070925025704-1.pdf

(a) その前に紙が何故100%という原料配合を指定されなければならないのか、という業界の疑問には何方も答えてくれません。アルミや鉄、PETボトルは何故それがないのでしょうか。それに回答していただけませんか。

(b) 日本製紙・王子製紙のLCIはそれぞれの企業あるいは工場を基準にしているのではありませんか。連合会のものは上記をご覧下さい。

投稿: かみつう | 2007年12月23日 (日) 00時28分

今更ですがHPの訂正を確認しました。私のつまらぬ意見に耳をお貸しいただきありがとうございます。

HP本文中で「通行人さん」と記述され、どーでもいー名前で身分を明らかにされている人に苦言を呈するマヌケさに少々気恥ずかしさを感じている次第です。

とはいえ、普段はゲスなところを巡回しており、対応いただいたことに今頃気づく様な奴です。今回も通行人ということで失礼させていただきます。今後もこのコメント欄に下らぬ事を書くかもしれませんが、度を外れた行為は自重しますので、その時はお許し願いたい。

話のコシ折ったような形ですがゴメンね。>かみつうさん。

投稿: 通行人 | 2007年12月23日 (日) 09時00分

>(例示)
>各種商店や飲食店の経営者 農林漁業(農家など)各種士業 弁護士弁理士 税理士行政書士司法書士公認会計士

公認会計士は多くが監査法人に属しており、監査法人はほとんどが7月~6月を年度としているため、公認会計士にとっての年度末は6月末ですな。
ちなみに小売は2月とか6月とか、変則の年度末を用いている業界が多いです。

投稿: 会計士 | 2007年12月27日 (木) 02時45分

それで、結局C先生は都合が悪くなっていつものトンズラですか?

投稿: CC | 2008年1月 2日 (水) 18時15分

11/25エントリに対しても、C先生(陣営)の放置プレーで越年。。。

投稿: ino | 2008年1月 6日 (日) 22時50分

11/25エントリに対しても、C先生(陣営)の放置プレーで越年。。。

投稿: ino | 2008年1月 6日 (日) 22時50分

ご多用中恐縮ですが、安井先生にお伺い致したい。

貴投稿(2007年12月22日 (土) 12時10分)において、かみつう氏に対し「(もっと勉強せよとは言いませんが)。」といういささか挑発的な表現を交えつつ、

「以下のような部分について、詳細な説明を求めます。」

という「要求」をされました。

それに対しかみつう氏は、ほぼ12時間後に返答されています。

内容は、安井先生のお気に召すものではなかったかも知れませんが、先生が難じられたA氏の一連の書き込みのように、礼を失するとの評価がありうるものとも特段思えません。

その返答に対するコメントが一切なされぬまま、そしてかみつう氏の逆質問も放置したまま、もうじき1ヶ月になります。

いくら年末年始のお忙しい時期にあたったとはいえ、これは、失礼に当たらないのでしょうか?

そのような姿勢が、環境学の世界ではどうだか存じませんが、産業界でも通じるとお考えですか?

私には最近、安井先生が松井三郎氏あたりと重なって見えてきました。

投稿: ino | 2008年1月18日 (金) 00時08分

ご多用中恐縮ですが、安井先生にお伺い致したい。

貴投稿(2007年12月22日 (土) 12時10分)において、かみつう氏に対し「(もっと勉強せよとは言いませんが)。」といういささか挑発的な表現を交えつつ、

「以下のような部分について、詳細な説明を求めます。」

という「要求」をされました。

それに対しかみつう氏は、ほぼ12時間後に返答されています。

内容は、安井先生のお気に召すものではなかったかも知れませんが、先生が難じられたA氏の一連の書き込みのように、礼を失するとの評価がありうるものとも特段思えません。

その返答に対するコメントが一切なされぬまま、そしてかみつう氏の逆質問も放置したまま、もうじき1ヶ月になります。

いくら年末年始のお忙しい時期にあたったとはいえ、これは、失礼に当たらないのでしょうか?

そのような姿勢が、環境学の世界ではどうだか存じませんが、産業界でも通じるとお考えですか?

私には最近、安井先生が松井三郎氏あたりと重なって見えてきました。

投稿: ino | 2008年1月18日 (金) 00時08分

inoさん

この質問ですか。
「(a) その前に紙が何故100%という原料配合を指定されなければならないのか、という業界の疑問には何方も答えてくれません。アルミや鉄、PETボトルは何故それがないのでしょうか。それに回答していただけませんか。」

これは、私に対する質問ではないでしょう。なぜならば、個人としてはR100にはLCA的にみても意味は無い、むしろ、R75K25が良いのではないか、という提案をしている訳ですから。
http://www.yasuienv.net/R75K25.htm

投稿: C先生 | 2008年1月18日 (金) 00時50分

安井先生
早速のコメント戴きありがとうございます。

「これは、私に対する質問ではないでしょう」というご見解には一理あると愚考しますが、かみつうさんは明らかに貴職への質問として投げています。であれば、「この質問への回答者として、私はright personではありません」と言っておけば、その場はとりあえず済んだのではないでしょうか。

投稿: ino | 2008年1月18日 (金) 09時45分

やれやれ

inoなる人も「かみつう」なる人も「紙」を知らないから
「(a) その前に紙が何故100%という原料配合を指定されなければならないのか、という業界の疑問には何方も答えてくれません。アルミや鉄、PETボトルは何故それがないのでしょうか。それに回答していただけませんか。」
なんて質問をするのでしょうね

答えは「紙」は化学物質ではないからです

AlやFeは元素ですから、原理的には原料に依らないですね。鉄鉱石から作っても、屑鉄から作っても原理的には同じものができます。Alもです。PETも化学物質としての再利用です。

「紙」という化学物質はないので「古紙」という原料を使った紙とバージンパルプの紙は同じではありません。
最近のニュースで古紙配合率が比較的簡単に調べられたことからも分かると思います。

鉄製品で製品を分析して屑鉄を原料にしたか簡単にわかりますか?

また紙の「R・・」の必要性は別の観点ですね。紙業界の問題でしょう。それこそ「かみつう」さんが知っているはずの問題でしょう。

それを質問しているのは理解に苦しみますね

投稿: 素人 | 2008年1月19日 (土) 12時19分

私は、そんな質問はしていませんが

投稿: inoなる人 | 2008年1月19日 (土) 15時06分

かみつう氏の発言に対する感想を私も一つ

これは特定調達品目検討会の議題であり、検討会のHPを見ても紙に関しては「古紙パルプ配合率が性能を確保する上限値近くに達している」という問題が17年度の記録から確認できる。かみつう氏の疑問に対して問題意識を持つならばC先生の返答よりはむしろむしろここではないかと(最近話題の再生紙偽装の序章ととれまいか)。本来かみつう氏個人からC先生個人に対してこの場にて問題提起する内容でなく、かみつう氏のお勤め先から業界団体を通じて以前から行政側に投げかけておられる事でしょう。

これはご本人に確認を取る以外にないのですが、「業界の疑問には何方も答えてくれません」との文言から、C先生個人と言うよりむしろグリーン調達の方針を決定している側全体に対する不満と見受けられました。あくまで私の感想ですが、C先生の質問に対して「それを言うなら、古紙100%という設定そのものがおかしいとの考えにはなりませんか」という意味合いで書かれたものと受け止めました。かみつう氏も一度聞いた以上の回答要求はしておられない事からもそう感じました。(この件で以降に文句を言っているのは外野で、1/6時点でのそれらは礼節を守ったものとは言いがたいものである。)

「100%の設定はそれを固持しようとする環境省の姿勢に問題がある。」「それをふまえてR75K25の提案を行う」という意見はC先生が記事中にて既に表明済み。

ということで外野の一人の感想。
・C先生の回答は特段の必要性があるとは思えない。
・リサイクルの旗印の下に、製紙業界に過度の負担を強いてはいないか。
特に後者は最近の話題ですので何かの形でC先生よりご意見をいただければ幸いに存じます。

投稿: 通行人 | 2008年1月19日 (土) 19時00分

・C先生の回答は特段の必要性があるとは思えない。

2008年1月18日 (金) 09時45分 の拙投稿の主旨がご理解戴けていないようですが、貴殿にあまり期待してもいけませんね。

私の「質問」を脳内で捏造してしまう素人氏といい、やれやれ、です。


投稿: ino | 2008年1月19日 (土) 19時10分

また論拠無しで批判めいた言葉だけか・・・。
素人氏へのレスも典型的なあなたのパターンですな。

投稿: 通行人 | 2008年1月19日 (土) 19時43分

inoさんて
環境ホルモン濫訴事件の中西応援団の掲示板で相手にされなかった「ino」さんかい。
だとしたら、まったく変わってないね。

あなたにとって、安井先生が松井先生に見えてきてもどうでもいいけど、理由はなんだい?
いつものように論拠は希薄で意味不明かい?
大人になれよ、もう少し。

投稿: NP | 2008年1月19日 (土) 22時26分

>答えは「紙」は化学物質ではないからです

なんてことをおっしゃる。紙は木材化学という分野で研究されている、れっきとした化学物質ではありませんか。素人さん、ひょっとして霞ヶ関の方かな? 政令とかでよくある話にみえるね。

>「紙」という化学物質はないので「古紙」という原料を使った紙とバージンパルプの紙は同じではありません。
最近のニュースで古紙配合率が比較的簡単に調べられたことからも分かると思います。

化学組成はバージンも古紙も同じでないの?
TBSの報道では蛍光染料でみているようだけど、紙のすべてに蛍光染料を使っているのならともかく、そんなことはないでしょう。新聞や古紙70%のコピー紙のような、色の白くない紙に蛍光染料使っても意味ない。食品用途など蛍光染料の使用は禁止されているのでは。簡単にわかるなら今回のようなことは起きてない。プロでもわからなかったから詐称が起きたのでしょう。


投稿: ANALYST | 2008年1月20日 (日) 00時14分

>環境ホルモン濫訴事件の中西応援団の掲示板で相手にされなかった「ino」さんかい。

そうですが何か。

「相手にされなかった」云々は、

>前回の書き込みで
>まだ↑みたいなKYいたのね。
>投稿 黒岩 | 2007年11月21日 (水) 02時08分
>などと言われたwhyです。
(投稿 why | 2007年11月26日 (月) 22時48分)
の「KY」と同列に見ておきます。

>だとしたら、まったく変わってないね。

何故私が変わらなければいけないのでしょうか?

「安井=松井」の理由ですか?
これから書いて、脱稿次第うpしますね。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 00時28分

やれやれ、やれやれ
>化学組成はバージンも古紙も同じでないの?


その化学組成に基づいて、どうやって紙をつくるのでしょうね?

化学組成が同じなら紙ができると訳じゃないでしょ?
繊維質を分析すれば古紙由来かどうか、分かるというのは蛍光とは無関係です。

紙がどうなっているか、調べてはどうですか?

ここに書いている人のレベルは高くないですね

投稿: 素人 | 2008年1月20日 (日) 00時39分

メタ思考に適した脳を持ち合わせず、あまり飲み込みが宜しくないのにも気付かず、論拠論拠とわめく通行人氏。丁寧に説明して差し上げるから両目を見開いてよく読むように。

「投稿 ino | 2007年11月26日 (月) 19時10分」で、それまで概ねROMだった私が参入したのは、安井先生の「11月4日:HP更新しました。ペットボトルのリサイクルです。」におけるあらら氏への批判を拝見し、批判の妥当性はともかく(cf. 「安井氏が自分のブログの書き込みに対して怒るのは無理からぬことです。私も少し同情しています。」:投稿 why | 2007年11月26日 (月) 22時48分)、蚊に刺された程度でスズメバチに襲われたかのような反応を示すお姿はいただけないと思ったのが一つの切っ掛けです。まぁ、ごく稀にではあれ重い伝染病を媒介することもあるわけで、蚊を舐めてもいけないのかも知れませんが。

例えば中西準子氏の場合、長らく曲学阿世の徒らによる有形無形の不当な圧力を受けながら、信念を曲げず着実に業績を挙げてこられたことは近年とみに広く知られてきて、最近はむしろ(ご本人のご意向にかかわらず)周囲による神格化の兆候さえ見て取れますが、それはともかく、ご自身の学説に充分な根拠と自信があるならば、毅然としておれば、くだらぬ雑音など吹き飛ばしてしまえるということを体現されたものと私は受け止めています。ひるがえって、安井先生に寄せられたあらら氏の狼藉など、一体なんぼのものでしょう。何か看過できない実害があるのでしょうか。

さて、あらら氏からの狼藉にお怒りの安井先生ご自身が、某T教授に向けて放たれた矢はどんなものか。それは、「読む価値の無い本は読むだけ無駄だから」という「環境問題のウソと正解の距離 10.14.2007」の記事でしたね。
私と通行人氏の意見が違ったり、安井先生と某T教授の意見が違ったりするのは、他人なのですから当たり前です。私と通行人氏はこうやって莫迦げた空中戦をやってりゃいいとしても、学者同士がそれじゃ困るんですよ。反証可能性に対して開かれているのが科学であるならば尚のこと。

あの松井三郎氏が顰蹙を買った最大の理由は、学説の違いに対して学説で対抗せず、筋違いな方法で攻撃に出たことです。安井先生が、某T教授に対して仕掛けたやり口(表現キツいですか?)は、規模こそ違え同じメンタリティに根ざすと私は見ます。現に中西氏は、読む価値なしと断じられた「環ウソ2」をお読みになり、「武田さんの問題提起は評価する。もちろん、それに対する回答が違っていることもあるかもしれない。それは、次の問題だと私は思う。」と述べられているではありませんか(雑感412-2007.12.4「武田邦彦さんの「環境問題はなぜウソがまかり通るのか2」を読んだ」)。

もう一つ、あらら氏の冗長冗漫無礼千万な書き込みに対して「取り合わない権利」(あまり良い言い方ではないように思いますが)を前面に押し出すことは、(感心はしないまでも)一定の理解はできます。しかし、そのように参照基準を提示した安井先生が、たとえば秋さんやかみつうさんに対してもスルー的な対応を取るのであれば、それは二重の基準にほかなりません。

こちらのBBSに限りませんが、どうも世の中を味方と敵の2陣営に分け、味方につかないものは一括りに敵と決めてしまう手合いが多いように思います(天○優子さんとか)。我々は、意見が合うとか合わないとか以前に、まずこういう思考様式から自由にならないと、「市民のための環境学」の発展のためにも良くないと思いますね。

私は、あらら氏が正しく安井先生が間違っているとか、かみつう氏が正しく安井先生が間違っているとか、そういうことは一度も言っていません(具体的な反証があればご指摘ください)。にもかかわらず「あらら擁護派」呼ばわりだとか、かみつう氏の質問を私の質問と混同されたりとか(cf. 投稿 ino 2008年1月18日 (金) 09時45分)、そういうのは大変残念です。私は、安井先生のご下問に対するかみつう氏の回答・逆質問が的外れであるなら、その旨かみつう氏に言ってあげる、「私は回答しません」という“回答”を遅滞無くおこなう(義務はないとしても)義理が、かみつう氏に「説明を求め」た安井先生にはあるのではないか、と指摘したにすぎません。分かったか通行人。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 01時30分

とりあえず、かみつう氏のところだけ。

・C先生は額面通りの質問と思わなかった(ご本人に確認してみては?)。それであなたに対する回答「私に対する質問ではない~」
・私もそのまま回答を要求しているとは見えなかった(もしそうなら素人氏と似た疑問が頭をもたげる)。その理由は書き込み済み。

質問と思っていないなら義理もヘチマも無いのはわかるな。ところが、それに対してあなたの発言は
C先生に対して「一理あり愚考~」
私に対して「拙投稿の主旨が~」
この部分あなたの発言に整合がとれていない。

ついでに言えば1/6の論調と1/25の論調の整合もな。あなたが自分で説明した目的で1/6に書いたのなら、それで相手に何か伝わるとでも?

ところで素人氏、読んでるかな。
>かみつう氏に「説明を求め」た安井先生にはあるのではないか、と指摘したにすぎません。
こいつこういう奴ですよ。何かあったら普通の人が抱くであろう含みを否定して逃げうつの。

投稿: 通行人 | 2008年1月20日 (日) 09時41分

ホントに理解力がアレなんだな通行人さんは。同情を禁じえない。

>・C先生は額面通りの質問と思わなかった(ご本人に確認してみては?)。

弊①:ご本人に確認しろ?「投稿 C先生 | 2008年1月18日 (金) 00時50分」は何なのだ。
弊②:そもそも、かみつう氏の質問をそのように読むC先生の読み方がご都合主義的です。よしんばそう読んだならば、そう読んだ旨明示すべきと考えます。

>それであなたに対する回答「私に対する質問ではない~」
・私もそのまま回答を要求しているとは見えなかった(もしそうなら素人氏と似た疑問が頭をもたげる)。その理由は書き込み済み。

弊③:そもそも、かみつう氏の質問をそのように読む貴殿の読み方がご都合主義的です。貴殿の読み方に過大な期待は致しませんが。

>質問と思っていないなら義理もヘチマも無いのはわかるな。

弊④:前提に同意できかねるので、わかりません。

ところが、それに対してあなたの発言は
C先生に対して「一理あり愚考~」
私に対して「拙投稿の主旨が~」
この部分あなたの発言に整合がとれていない。

弊⑤:「一理ある」とは、「そのような読み方もありえますが(文法的には「譲歩」といいます)、それならそれで上記弊②です」という意味です。これが当該拙投稿と不整合であるとされる論拠をご教示ください。

>ついでに言えば1/6の論調と1/25の論調の整合もな。あなたが自分で説明した目的で1/6に書いたのなら、それで相手に何か伝わるとでも?

弊⑥:上記弊⑤の、特に「譲歩といいます」の箇所をご参照
ください。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 10時50分

NPさま
貴殿は(恐らく)期せずして、重要なことを仰いましたね。

もう一度「投稿 why | 2007年11月26日 (月) 22時48分」に戻りましょう(拙見解に賛成と仰るwhy氏投稿を再三引き合いに出すことは、相互オ○ニーみたいでいささか気持ち悪いのですが、仕方ありません)。

why氏が指摘したのは、同調圧力のことです。

安井先生に食ってかかる(と受け止めておられるのでしょう)者の中には、あらら氏のようにあまりお行儀のよろしくない人もいた。それは衆目の一致するところです。私も同感です。

しかし、その一事を以て、あららアク禁だ、それに賛成しない奴はKYだ、擁護派だ、と息巻く乱暴な書き込みが少なからずありました。それがK(空気)であるならば、私はそんなもの読めません。

NPさんが「中西応援団掲示板」に言及されましたので、ここの本論ではありませんが、必要最小限のことを書いておきます。

あれ(現在は静態保存)は不思議な掲示板で、「中西さんが勝つべき」という同じ結論を導くにしても、そこへのアプローチは複数ありうるはずなのに、実質的な主宰者であられる天羽さんとそのアプローチを共有出来ない者は他所でやってくれ、とはっきり言われました。党派的です。何のための掲示板なのでしょう。

もちろんそのような活動も、制約されるべきではありません。但し、松井氏の訴訟提起を「濫訴」と表現するときの「濫」は、その性状に着目したレッテルなのかと思ったら、そもそも違法訴訟だ、と天羽さんなどは仰るので、おいおい、じゃ松井さん(日本国民)の裁判を受ける権利はどうしてくれるんだ、というのが、私があそこで暴れた(自分で言うのもなんですが)理由です。現にこの裁判は、本訴は原告敗訴、これは当然として、反訴も棄却されました。これも当然です(本訴被告の弁護士が、あくまで戦術として反訴を起こしたということはありうると思いますが)。

「相手にされなかった」というNPさんのご評価は、大変有り難いです。有り得ませんが、「あの場に溶け込んでいたINOさんですね」などと言われても心外ですから。


投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 11時40分

素人さん、よほど「レベルの高い人」のようで。

>その化学組成に基づいて、どうやって紙をつくるのでしょうね?

そんなことは木に聞いて。私はC,H,Oから人が紙を合成するとは言ってない。勝手な自己解釈をして愚弄するものではない。
出来たものを利用して紙つくって、それを再利用したときの物性を区別する方法が今の世の中にはないのではないかと言っているのですよ。

セロファンとか再生繊維とか、アセテートとか、フェノール樹脂とか、セルロースを使った製品は高分子化学の分野ですよ。この分野の研究者は化学物質でないと言われたら怒るよね。

投稿: ANALYST | 2008年1月20日 (日) 12時13分

紙の話はここの話題としては問題ないと思いますが、inoさんがどうのとか、通行人さんがどうのとか、他でやったらどうですか。
ここは掲示板じゃない(しかもスレッド式のではない)ので、メインの話の間に関係のない話が挟まって読みにくくってしょうがありません。

紙の話にしても、書き込みが相手を挑発するような悪意に満ちた表現がいくつか見えます。冷静に議論できませんか。


投稿: ここは掲示板ではない | 2008年1月20日 (日) 13時03分

工学的Backgroundを持ち合わせない小生には、素人さんとANALYSTさんのどちらに分があるのかにわかに断定できませんが、拝読していて、安井先生がRoHSに関して、
「物質の規制をするということと、元素の規制をするということの違いをEUは理解していなかったのではないか」
とお書き(2006/5/14)になっていたことを思い出しました。

金属(Fe・Al)と、樹脂(PET)と、紙(セルロース)で、リサイクルの本質がどう異なるのか、それとも同じなのか、安井先生素人さんANALYSTさん、或いは他の方でも結構ですが、ご教示願えませんかね。


投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 13時14分

ここは掲示板ではないさん

小生に関する限り、ご主旨は承りました。

但し、小生は当初、かみつうさんに対する安井先生のあしらい方にクレームを申し上げただけですので、それに対する通行人さんなどからの横槍により派生したやりとりついては、通行人さんなどに主要な責任を取って頂きたいです。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 13時18分

inoさま

>金属(Fe・Al)と、樹脂(PET)と、紙(セルロース)で、リサイクルの本質がどう異なるのか、それとも同じなのか、安井先生素人さんANALYSTさん、或いは他の方でも結構ですが、ご教示願えませんかね。

紙の再生は、ご家庭での衣類の洗濯のようなものではないでしょうか。水やお湯を使って叩いたりすすいだり漂白したり。

金属やPETは熱溶融を経て再生が可能。もっとも、鉄では銅の混入が脆性をもたらすので管理が難しいと聞いたことがあります。PETの再生の問題は詳しくありませんので、どなたかお願いします。

紙は印刷上がりなど見かけの品質を求められるようなので洗濯でシミや汚れが取りきれないように、見かけだけを論ずれば鉄やPETより高度なことを要求されているのではありませんか。

投稿: ANALYST | 2008年1月20日 (日) 14時39分

なるほど、つまり、紙の場合はその用途(印刷の鮮明さとか、郵便局が仕分機でOCRにかけるとか)ゆえに、単に物性(金属でいう引張強さや延性みたいなものとか)だけでなく、Cosmetic viewも要求されるので難しいということでしょうか。

※セルロースと高分子の関係とか、物性という用語の定義とかは小生あまり自信がありませんので、不適切な箇所があったらすみません。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 15時06分

>Cosmetic viewも要求されるので難しいということでしょうか。

というか、紙だけに100%再生紙を要求するのは無茶だと、かみつう氏は言っているのではないでしょうか。見かけの品質に厳しいのはPETも金属製品も同じでしょう。たとえばステンレス流し台にキズがあったらいやですよね。
消費者は、環境環境と糾弾しながら供給者としての生産者に無理な要求をしてはいけないということではないでしょうか。ユーザーや官需のパワハラは公取に提訴してもいいのかも知れません。
今回の騒ぎは、製紙会社を調査すると言ってますが、調べるところが違うのではないでしょうか。

投稿: ANALYST | 2008年1月20日 (日) 15時39分

ANALYSTさん

>見かけの品質に厳しいのはPETも金属製品も同じでしょう。たとえばステンレス流し台にキズがあったらいやですよね。

私の拙い推測ですが、金属の場合、インゴットやスラブや再生塊に傷があっても、それは圧延や研磨でどうにでもなるのに対し、紙の場合は、中間工程で再生原料の比率が高いと、後工程への悪影響が避けられないということではないでしょうか。

それと、理由はどうあれ規格外の製品を出荷していたわけですから、製紙会社への調査は不可避でしょう(「調査」の内実にもよりけり)。ただ、製紙会社だけ調査すれば解決する問題でもないとは思います。

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通行人さん(ここは掲示板ではないさんごめんなさいね)
貴方と私の話がどうしてここまで噛み合わないかを考えるうちに、別の言い方を思いつきましたので申し上げておきます。
12/22C先生のご下問(a)に対し、12/23かみつうさんは、それに答える前にといって逆質問をしています。C先生は、この逆質問はご自分への質問ではないからスルーしたと仰り、貴殿もこれを支持します。私は、C先生は当該逆質問に対し、Answerしないというのはアリかもしれない(「一理あり」とはこのことです)が、Respondしないのはナシでしょう、と申し上げているのですが、これで貴ご理解に資しますかね。

投稿: ino | 2008年1月20日 (日) 17時13分

inoさん

 個人的には松井先生の行動は、全く論外かつ意外、が印象。普段は、ごく普通で、そんな印象の無い方なのですが。その問題点はinoさんの指摘事項に加えて、次のような点を追加したいところです。学者というものも象牙の塔にこもる存在ではなく、やはり社会的存在であり、したがって、象牙の塔の中のある狭い部屋の内部だけで利益を考えるのではなく、社会的責任をどのようにして果たすかを考えるべき立場を有するものでありながら、そのような思考に基づいた行動をとれなかった、ところが大きな問題だと考えています。

 T先生の行動パターンも、同じような意味でやはり問題があります。加えて、他人からの指摘を一切受け入れず、対談などをすれば、自らと異なった見解に対して一方的に非難をするだけで、リサイクルの本来のあるべき形を真面目に議論している研究者集団にとっては、もっとも相手にしたくない人物でした。ところが、何が社会的責任であるか、といった発想を持たないが、ネット上で積極的に発言するといった特性をもった一部読者の支持を得るようになったために、なんとか対策を考えなければならなくなった。個別の議論をいくら論破しても余り有効ではなく、別の意味でインパクトのあるHP記事を書くべきだと思って、(個人名を明らかにしないのであれば、いくらでも言いたいことはあるのだが)、「読まない」ということを最大の自己主張としてあの記事を書いたのが実情。インパクトという意味では、まさに大成功だったのですが、予想よりも激しい反発を貰ったのも事実。

 加えて、それまで本HPの読者ではなかった方々の参入があって、その方々とネットというものに関する根本的な理解というか、常識が違うということを再認識しました。

 個人的には、このブログは、あくまでもHPの付属物で、このブログ上で個人的にも参入して議論を戦わせることに時間を割く想定をしていないのです。次のHPを書くにあたり、その論点をどこに持っていくか、そんな情報を得るためのブログという理解です。少なくとも、ここ数ヶ月を除けば、そんな機能を果たして来たのです。

 これからは一般論です。インターネットという場ですが、一人の人間が異なった人格を使い分けることができる仕組みに制限を加えない限り、正当に議論を進める場としては不完全だという理解です。2チャンネルなどは従って論外。

 第二に、インターネット上の人格が、現実社会における人格と余りにも乖離していれば、それも二重人格であって、議論と相手としては認められない。そこで、毎回申し上げているように、せめて、自らのメールアドレス(無料のものでないもの)を公開することによって、現実の社会とネット社会とで二重人格にならないように自己規制を掛けた上での議論を要求しているのです。

 したがって、ちょっと読んでみて、こんなことは個人名(本名)を明らかにしたら言わないだろう、と思う二重人格的コメントは、読み飛ばしています。

 さらに、これも毎回申し上げていることは、一方はすべての個人情報が明らかになっており、一方は、匿名である。例えメールアドレスを公開したとしても、この点では変わらないのですが、これは、余りにも不公平だ、という思いがあることをご理解いただきたい。

 しかし、ネット文明を重視する方々では、この要求を無意味な要求だと思われる人が大部分のようです。それなら、こんなブログは閉鎖すべきだというアドバイスもあるにはあるのですが、敢えてもうしばらくの間は、様子を見たいと思います。

 それも、収穫があるからです。ご親切も色々と情報をいただいて、モヒカン族(その特徴は行間を読めないことだとのこと)などの存在という、これまで知らなかった一種の文明論に接触できたことも、得がたいことでした。

 最後に、かみつうさんとのやり取りですが、実は、彼から親切にも自己紹介のメールを貰っているために、彼の身分立場など知っているものの、これまで知らない相手として記述をしてきたし、今後もそれを続けるつもりです。彼の知識と立場を考えると、あの質問は、私に向けられてものではなく、エコマークを決めている日本環境協会と特定調達品目の委員会(委員長:山本良一)、さらにある種のNPOに向けられていると確信したのです。そして、彼は、誰からも答えが来ることを期待していない。すなわち、答えが来るわけも無いことを知っている状況で敢えて質問をしている、と判断したのです。

 もう一度繰り返しますと、この場は、あくまでも本HPの付属物であること、基本的に頻繁に書き込みをする場だとは思っていないこと、したがって、毎日目を通す訳でもないこと、ブログ程度の短い記述では、多くの場合に、虚実・表裏などを含めた状況を明らかにできないと思っていること、そして、もっとも重要なことかもしれませんが、個人名(本名)を明らかにしたらこんな発言はしないだろう、と思われる書き込みは読み飛ばしていること、などなどの状況があることをご了解いただいた上で、もしよろしければ、ご意見をいただければ、と考えます。

投稿: C先生 | 2008年1月20日 (日) 22時51分

C先生

ご多用中のコメント有難うございます。

1.かみつうさんに関する事情は承知しました。

2.ネットのあり方、この場の位置づけ等、ご見解拝承しました。もちろん小生の考えと異なる点が幾つもありますが、それら全てをぶつけ合うことは非現実的かつ非生産的と考えますので、違いは違いとして捉えることに致します。

ino拝

投稿: ino | 2008年1月21日 (月) 00時04分

昨日は遊びに出かけて今朝確認したらかくの如き状況。C先生よりかみつう氏の発言に対する解釈、R100に対する更に詳細な見解がでている以上、蛇足極まりないのでできるだけ手短に。

土曜日の19時発言で感想まとめの1番目は、現在ino氏が主張している質問理由と同種のものです。見解に至る論拠も述べています。ただ、見解が異なったのです。

これ以上言いたければどこか余所でやりましょうや。

投稿: 通行人 | 2008年1月21日 (月) 18時38分

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