MIMOの性能検定 その2
MIMOは性能は良さそうだが、PCカードの消費電力が大きく、ノートパソコンが壊れそうなほど熱くなることを報告したのが前回。
そこで、消費電力を測ってみることにした。同時に、アクセス速度を推定するために、ファイルの転送実験を行った。
まず、消費電力であるが、手持ちの消費電力計では、精度が低くて測定不能だった。様々なものを測る可能性があるので、ここでやや高級な消費電力計を購入した。
株式会社システムアートウェアという広島の会社が作っているもので、型番がSHW3A。NTT-ATとかTERESなる会社がインターネットで販売している。
http://www.keytech.ntt-at.co.jp/environ/prd_5004.html
http://www.teres.co.jp/ahp/
パソコンの消費電力を測ってみると、まず、電池に充電に行くので、電池は外す必要があることが判明。さらに、CPU、HDDなどの動作が変わるので、めまぐるしく消費電力が変わることが分かった。そこで、1分間メーターを眺めていて、最低値を消費電力とすることにした。
さて、MIMOに内蔵の無線LANだけでは面白くないので、USBに繋ぐアダプタも入手。BuffaloのWLI-USB-KB11なるモデル。¥3170円。
結果は次の通りである。
内蔵11g 1.3W
USB 2.7W
MIMO 3.9W
仕様書によれば、USBが1.55W、MIMOが2.3Wである。実測値は仕様よりもかなり消費電力が多い。それは何故???
次に、ファイルを転送する速度を測ってみた。125MBのファイルを転送するのに要する時間である。
条件1:ルータから2mという至近距離
内蔵11g 254秒
USB 77秒
MIMO 42秒
ちなみに、11b仕様のカードでは、250秒であった。内蔵11gは何故遅い?
条件2:10mほど離れた部屋で、途中にガラスドア、木製ドア、があり、直線上にコンクリートの壁あり。
内蔵11g 208秒
USB 152秒
MIMO 81秒
11b仕様 接続不能
MIMOは遠くても強いか。うんうんそうだろう。 あれ?? 内蔵11gの転送速度が、遠い部屋の方が速くなっている。これは、条件1が余りにも無線の強度が強くて、通信がうまくいかないのではないか。
そこで、手で覆ったりしてみると、なんと転送速度が上がるのだ。どうやら、今度のMIMOのルータの電波は強力すぎるのかもしれない。余り近いところで内蔵11gを使うのは考えものだ。
しかし、離れた部屋でもインターネットにアクセスすることができるようになったので、一応の目的は達成。現在のところ、内蔵11gでは近いところでかなり遅いので、通常、USBのアダプタを刺してネットワークに繋ぐことにした。MIMOは、熱くなりすぎる。壊れるのではないかと思ってしまい、やはり怖くて使えない。
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